YouTubeショート動画の収益化方法を解説!収益化の条件から実際の運用方法まで紹介!

「YouTubeショートの収益化方法を知りたい」
「YouTubeショートの収益分配の仕組みは?」
「企業のYouTubeショート活用方法を知りたい」

本記事ではこのようなお悩みを解決します。

近年勢いを増しているYouTubeショート動画。2023年に収益化が可能になってからさらに勢いが増しています。

このような状況の中、YouTubeショートを利用して集客や採用をする企業も増加しています。

本記事ではYouTubeショートの収益化方法や収益分配の仕組みや企業がどのようにYouTubeショートを活用すべきかを解説します。

※株式会社シュビヒロでは、企業様のYouTubeを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたらフォームよりお問合せください。

Youtubeの運用代行に関して、費用相場や選び方を以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。

目次

そもそもYouTubeショートとは?

YouTubeショートとはYouTube上で60秒以内の短めの動画を投稿できる投稿形式になります。YouTubeのアプリ内で編集から投稿までできるのに加え、TikTokやInstagramのショート動画などにも転用可能なため、人気を博しています。

YouTubeショートがリリースされたのは2020年とショート動画の中では若干遅めでしたが、機能公開からたったの1年間で全世界の再生回数が1日300億回を記録し、公開当初に比べその数は4倍ほどにおよぶまでに成長しています。

YouTubeショート収益化の条件

YouTubeショートも条件付きではありますが、YouTubeの通常動画と同様に収益化をすることが可能です。

条件としては

・登録者数や再生時間・回数が一定数に到達する
・「ショート動画収益化モジュール」へ同意する

この2つがあげられます。以下で詳しく解説します。

登録者数や再生時間・回数が一定数に到達する

まず収益化のために登録者数と再生回数・時間について

  • チャンネル登録者1,000人以上
  • 有効なショート動画の視聴回数が直近の90日以内で1,000万回以上、または公開動画の総再生時間が直近12ヵ月間で4,000時間以上

この2点を満たす必要があります。

この2点を満たしていた場合でも、『YouTubeの収益化ポリシー』や『広告掲載に適したコンテンツのガイドライン』を遵守していない場合は収益化できない可能性があります。

『YouTubeの収益化ポリシー』や『広告掲載に適したコンテンツのガイドライン』を良く確認し、基準数値には達しているけど収益化できないなどといったことがないようにしましょう。

「ショート動画収益化モジュール」へ同意する

登録者数と再生回数・時間が一定数を満たすだけでは収益化はできません。収益を受け取るには「ショート動画収益化モジュール」への同意が必要です。

このモジュールは広告やYouTube Premiumから収益を得るためのもので、これに同意する前のショート動画の収益は受け取れないので注意が必要です。

「ショート動画収益化モジュール」は、YouTube Studio の [収益化] セクションから同意できます。

YouTubeショートの具体的な収益とその計算方法

YouTubeショートの収益は一再生〇〇円と最初から決まっているわけではなく、一定の計算方法に基づき各クリエイターに収益が分配される形となっています。

この章では収益分配の仕組みと目安として具体的に一再生いくら分の収益がもらえるかについて解説します。

YouTube収益分配の仕組み

YouTubeショートはショート動画で得られた広告収益が、再生回数に応じて各クリエイターに分配され、その45%がクリエイターに支払われます

例えば広告の収益額が1億円、あるクリエイターのYouTubeショートの再生回数が全体の再生回数の0.1%を占めるとしましょう。

この時のクリエイターの収益は1億✖️0.001✖️0.45=10万円ということになります。

1再生あたりの収益

上記の計算方法を参考にYouTubeショート動画の1再生あたりの収益を計算すると0.003円〜0.01円程度になります。

もちろんジャンルなどによりますが、通常のYouTube動画は1再生あたりの収益が0.05円〜0.7円と言われているため、YouTubeショートの方が収益は少なくなっています。

YouTubeショート企業の活用事例

近年のショート動画ブームに伴い、企業の採用や集客にYouTubeショートを利用する企業が増えています。

この章ではYouTubeショートをうまく活用している企業を紹介します。

アトム法律事務所

アトム法律事務所のyoutubeショート動画の画面
出典

まず紹介するのはアトム法律事務所です。法律に関する視聴者のコメントに答える形式をとり、集客やブランディングに活かしています。

固い内容の動画ももちろんありますが視聴者にとって親しみやすく、ためになるような内容の動画がほとんどであるため人気となっています。

トゥモローゲート株式会社

トゥモローゲート株式会社のYoutube画面
出典

次に紹介するのはトゥモローゲート株式会社です。動画の内容は様々でオフィス紹介や社員へのインタビューなどを実施し、採用やブランディングにつなげています

就職や転職を考えている人にとっては、社内の雰囲気や実際に働いる人について知ることができるためかなり有益なコンテンツとなっています。

森永製菓

森永製菓のyoutube画面
出典

次に紹介するのは森永製菓です。自社のお菓子を絡めた漫画や豆知識、裏技などを発信していくことで自社商品の購買意欲を高めています。

「ハイチュウの簡単な開け方」など日常生活で使いたくなるような事項を紹介することで、視聴者にやってみたい・試してみたいと思わせるような動画となっています。

企業がYouTubeショートを運用すべき理由

企業がYouTubeショートを活用すべき理由は以下の3つがあげられます。

  • 多くの人に動画が届く
  • 比較的簡単に作成できる
  • 他のSNSに転用できる

この章でそれぞれ詳しく解説していきます。

多くの人に動画が届く

運用すべき1つ目の理由は多くの人に動画が届きやすいためです。通常のYouTube動画は視聴者自身が登録しているチャンネルや興味のあるジャンルについての動画がホーム画面上に表示される状態となっていました。

しかし、YouTubeショートでは比較的ランダムにコンテンツが視聴者に表示されていくため、多くの人に見てもらいやすくなっています。

もちろん、動画としての評価が低ければあまり表示されませんが、エンゲージメントの高い動画を作れれば不特定多数の人に動画を届けることができ、企業や商品のブランディングや集客につながるでしょう

比較的簡単に作成できる

運用すべき2つ目の理由としてショート動画は比較的簡単に作成できる点があげられます。

YouTubeの通常動画となると撮影や編集にある程度の技術が必要となってくるため企業が内製で運用していくとなるとかなり難易度が高いです。

しかし、YouTubeショートはYouTubeのアプリ内で撮影から編集までできるため、動画編集の経験がなくても動画を撮影・編集することができます

まずは低予算でリスク少なく運用したいという企業にYouTubeショートはピッタリです。

他のSNSに転用できる

運用すべき3つ目の理由としてYouTubeショートの動画フォーマットが縦型のため、InstagramやTikTokに転用しやすい点があげられます。

通常のYouTube動画はフォーマットが異なるためInstagramやTikTokに転用する場合編集をする必要が出てきます。しかしYouTubeショートは縦型にため、ほとんど編集なしでInstagramやTikTokなどの他のSNSにも動画を投稿できます。

複数のSNSを用いて企業ブランディングをしていきたい場合にはYouTubeショートは特におすすめです。

YouTubeショート運用の注意点

企業がYouTubeショートを運用する際には以下の2点に注意する必要があります。

  • エンゲージメントが通常動画より低い
  • 動画からの収益は得にくい

以下で詳しく解説します。

エンゲージメントが通常動画より低い

1つ目の注意点としては通常動画よりもエンゲージメント低いことが挙げられます。

YouTubeショートの視聴者は基本的に動画の冒頭部分だけ見て面白くなければスワイプしてどんどん次の動画へと移っていきます。

そのため、よほど冒頭で視聴者の興味を引きつけられない限りは最後まで視聴し続けてもらったり、概要欄にリンクを貼って自社サイトに誘導するなどといったことは難しいです

通常動画よりもさらに冒頭部分にこだわって動画を作成する必要があるのです。

動画からの収益は得にくい

本記事冒頭で紹介したとおりYouTubeショートの一再生あたりの収益は0.003円〜0.01円程度となっています。そのため相当な数の再生回数がない限りはYouTubeショートから収益を得るのは難しいです。

収益化のためにYouTubeショートを運用するとなるとかなり効率が悪いためあまりお勧めできません。企業がYouTubeショートを運用するのはあくまで企業ブランディングや集客のための運用と捉えておきましょう

まとめ

本記事ではYouTubeショートの収益化方法からYouTubeショートを運用している企業、YouTubeショートを運用すべき理由や注意点などを紹介していきました。

うまく活用していけば企業ブランディングや集客の大きな手助けとなるでしょう。

ぜひ本記事の内容を活かしてをYouTubeショートを運用してみてください!

   

※株式会社シュビヒロでは、企業様のYouTubeを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたらフォームよりお問合せください。

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監修者

役職:株式会社シュビヒロ 代表取締役。

実績:第1期目の売上高は1.8億円を達成し、第2期目には3億円を見込む。業務委託を含む200人以上のスタッフを抱える会社を経営
YouTubeチャンネル「フランチャイズチャンネル」や「武田塾チャンネル」を含む現在60以上のチャンネルの運用代行を行い、またフランチャイズ本部を対象とした企業へSNSを活用したフランチャイズ開発を支援(現在20社程度)
YouTubeだけでなくXやInstagram、TikTok等のSNS運用から広告運用、Web制作・開発、予約システム開発運営、癒し~ぷ高田馬場店運営など幅広く業務を請け負う

経歴:愛知工業大学に入学後、2年半にわたりパソコン・プログラミング教室で管理職として勤務。その後、株式会社FCチャンネルに所属し、株式会社シュビヒロを設立。

執筆者

shubihiro
Z世代を中心としたWebコンサル会社を経営|教育業、フリーエンジニア、有名社長の元秘書|Web施策を守備範囲広く対応するため、株式会社シュビヒロを設立

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