不動産がSNS集客に注力するべき理由!SNSの選び方や使い方を事例を交えて徹底解説

「SNSって不動産にも効果あるの?」そう思っている方も多いのではないでしょうか。

じつは、InstagramやX(旧Twitter)、TikTokといったSNSを活用して物件紹介や集客に成功している不動産会社が増えています

従来の紙媒体や広告とは異なり、SNSは低コストで広く発信でき、顧客と直接つながれるのが魅力です。

本記事では、不動産がSNSに注力すべき理由から、目的別SNSの選び方、動画構成のテンプレートまで、具体的な事例を交えて分かりやすく解説します。

集客にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

株式会社シュビヒロでは、企業様のSNSを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。

目次

不動産業にSNSを取り入れるべき3つの理由

SNS運用は、今や不動産においても欠かせない施策のひとつです。とくにスマホ世代を中心に、情報収集の場がテレビや紙媒体からSNSへと大きくシフトしています。

まずは、なぜ不動産会社がSNSに注力すべきなのか、その理由を3つの観点からご紹介します。

SNSでの情報収集が主流となっている

出典:「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(総務省)

総務省の「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によれば、SNSの利用率は年々上昇しており、YouTubeは全年代をとおして87.8%、LINEは94.9%という非常に高い水準となっています。

あらゆる情報をSNSで収集することが可能となったことで、ユーザーの情報の見つけ方はSNS中心へと変化しています。SNSの発展によりグルメや旅行、趣味に至るまで多くの情報が発信され、巨大なプラットフォームとして機能しているといえるでしょう。

SNSは、今や「集客ツール」だけでなく、「顧客との接点」としても非常に有効です。この流れは不動産業にも広がっており、SNSを通じて顧客により上質な体験を提供することが、結果として集客にもつながる時代となっています。

広告感のない自然なアプローチができる

SNSの最大の魅力ともいえるのが、広告感なくターゲットにアプローチできる点です。SNSでは、ユーザーのタイムライン上に自然な投稿として情報を届けることができます。広告と異なり強制的に見せられているという感覚が低くなり、受け入れられやすいのが特徴です。

また、有益なコンテンツを発信することでオーガニック流入が増え、広告に頼らずに顧客とつながり、信頼関係を築けるのもポイント。広告を使わないオーガニック運用の強みは、企業の信頼性やブランドイメージをじっくりと醸成できることです。結果としてフォロワーとの信頼関係を強化し、最終的には成約率の向上につながります。

コストがかからず、中小企業でも勝負できる

SNSの魅力は、なんといっても無料で始められる点にあります。従来のチラシやポータルサイト掲載と比べ、初期投資やランニングコストを抑えられるため、予算に制限のある中小不動産会社でも導入しやすいのが特長です。

さらに、写真や動画で魅力を可視化できるため、ターゲットユーザーにダイレクトに物件の魅力を訴求できます。SNSのアルゴリズムや検索機能を活用することで、エリアや属性に応じたアプローチも可能となり、広告以上の効果を生み出すことも期待できます。

広告キャンペーンでは大企業に勝てなくても、SNS運用では少しの工夫で注目を一気に集めることが可能です。スモールスタートができるため、予算が少ない中小企業にはぴったりなプラットフォームといえるでしょう。

運用するSNSは特徴と目的に応じて決める

不動産がSNSを活用する際には、目的に応じた媒体選びが非常に重要です。SNSごとにユーザー層や得意とする情報発信の形式が異なるため、「どのSNSを使うか」で結果も大きく変わってきます。

ここでは、主要なSNS5つの特徴と活用法を紹介します。自社の集客目標やターゲット層に合わせて、最適なSNSを選びましょう。

X(旧:Twitter):拡散力を活かした認知拡大に効果的

X(旧:Twitter)は140字の短文投稿が特徴で、「いいね」や「リツイート」が多く付くことで投稿が急速に拡散されることがあるSNSです。総務省の同調査によれば、とくに20代の利用率が81.6%と高く、若年層をターゲットとする不動産会社にとって大きな武器となります。

リアルタイム性が高いため、キャンペーンや新着物件の告知にも効果的。フォロワーが少ない段階でも、ツイートがバズれば一気に注目を集めることが可能です。

また、「リツイートでプレゼント」などの施策で、参加型の拡散企画も展開しやすいのも魅力。認知拡大やフォロワー増加を狙うなら、X(旧:Twitter)の活用は欠かせません。

Instagram:物件の世界観をビジュアルで伝える

Instagramは写真や動画で視覚的に物件の魅力を伝えるSNSです。利用者は日本国内で全世代の56.1%、人口にして約6,700万人と多く、とくに10〜30代の女性に人気があります。

おしゃれな内装やデザイナーズ物件との相性が良く、インスタ映えする投稿で「住んでみたい!」という感情を引き出せます。

ハッシュタグや位置情報を活用すれば、ターゲット層を絞ったアプローチも可能です。ストーリーやリールで短い動画を投稿することで、日常的な接点を持つこともできます。

若年層へのビジュアル訴求に力を入れたい不動産会社には、Instagram運用が最適です。写真や動画に自信があるなら、まずはインスタ戦略から始めてみましょう。

株式会社シュビヒロでは、企業様のSNSを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。

TikTok:バズと親近感でファン化・内見誘導につながる

TikTokは数十秒の短い動画で、テンポよく情報を伝えられるSNSです。10代の利用率が70%と非常に高く、若年層向け物件の訴求に最適。動画はフォローしていないユーザーにも「おすすめ」として表示されるため、拡散力も高く、バズ次第で大きな反響を呼ぶことが可能です。

学生向けの一人暮らし物件や、ユニークな部屋の紹介動画などのエンタメ性のあるコンテンツは特に人気があります。物件の紹介に加えて、社員の日常や裏話などを交えれば、親近感を与えファン化にもつながるでしょう。

TikTokは物件紹介だけでなく、ブランディングや認知向上にも効果的なSNSとして活用できます。

YouTube:ルームツアーで内見体験を提供

YouTubeは動画コンテンツを通じて、実際の内見に近い体験をユーザーに提供できるプラットフォームです。ルームツアー動画では、物件の雰囲気や広さ、設備などを視覚と音声で伝えられ、文章や写真だけでは伝わらない魅力をアピール可能です。

前述の総務省の調査では全世代の利用率が87.8%と、幅広い年代へのアプローチに向いています。オンライン内見や遠方からの引っ越しを検討しているユーザーには大きな訴求力がるといえるでしょう。

珍しい物件やリノベーション物件を動画で紹介すれば、差別化もしやすくおすすめです。長編動画に最適で、不動産のプロ目線で魅力を語るスタイルは信頼性アップにつながります。

LINE:ユーザーとのコミュニケーションツールとして活用

LINEはSNSの中でも特に日常的に利用されているコミュニケーションツールで、ユーザーとの距離を縮めやすい媒体です。

不動産では、友だち登録を促し、個別のやり取りや最新物件情報の発信に活用されています。LINEから新規顧客を獲得するにはハードルがありますが、インスタグラムとLINEを掛け合わせることで顧客導線を作り出すことが可能です。

一斉送信やチャットボットによる自動応答機能も備えており、問い合わせ対応や来店予約などにも柔軟に対応できるのはほかのSNSにはない魅力があります。

また、キャンペーン情報や新着物件を定期的に送ることで、ユーザーの関心を継続的に引きつけられます。利便性の高いツールとして、営業支援にも効果を発揮するでしょう。

不動産SNS動画の構成テンプレートをご紹介!

SNS動画を活用して不動産の魅力を伝えるなら、コンテンツの「型」を知っておくことが重要です。ユーザーの関心を引き、最後まで視聴してもらうには、目的や物件の特徴に応じた構成が欠かせません。

ここからは、現場で成果が出やすい代表的な5つの構成テンプレートを紹介します。それぞれの特徴とポイントを押さえ、効果的な動画制作に役立てましょう。

ルームツアー型:「住む」を体験させる訴求がカギ

出典:elite_realestate0711ぜいたく不動産 | 高級物件の《初期費用》日本最安値

不動産のSNSでもっとも定番かつ人気の高い構成が「ルームツアー型」です。カメラで部屋の中を順に案内することで、視聴者に「ここで暮らすイメージ」をリアルに抱かせられるのが魅力。

撮影時は「玄関→リビング→キッチン→水回り→寝室」と、生活導線に沿って紹介すると、より自然に視聴者の記憶に残ります。細かな収納スペースや日当たりなど、実際に住んでみないとわからないポイントを補足することも重要です。

物件の特徴をナレーションで補足したり、テロップで視覚的に説明したりすると、ユーザーの理解も深まり、内見予約にもつながりやすくなります。

ビフォーアフター型:リフォーム・リノベ向けに効果的

出典:リノベ賃貸 と 空室対策。らくらくLife

リフォームやリノベーション物件を扱う不動産なら、「ビフォーアフター型」動画が非常に効果的です。変化のインパクトがある映像は、視聴者の関心を引きつけやすく、SNSでも高いエンゲージメントを生みます。

たとえば「築30年の中古物件が、まるで新築に!」といった切り口でスタートし、改修前と後の写真や動画を交互に見せることで、「こんなに変わるの?」という驚きや共感を引き出せます。

出典:リノベ賃貸 と 空室対策。らくらくLife

プロセスの一部を見せる編集や、オーナー・施工主のこだわりなども加えると、信頼感とリアリティが増します。ストーリー性を持たせることで、ブランディングにも繋げることが可能です。

比較・ランキング型:他物件との差別化に効く

出典:elite_realestate0711ぜいたく不動産 | 高級物件の《初期費用》日本最安値

複数の物件を紹介する際に使えるのが「比較・ランキング型」の構成です。たとえば「○○駅から徒歩5分以内!おすすめ賃貸3選」といった切り口で、視聴者のニーズに合った情報を整理し、興味を惹きつけることができます。

ランキング形式で紹介することで、わかりやすい構成になり、最後まで飽きさせずに見てもらいやすくなります。

比較・ランキング型の構成で重要なのは「比較の軸」を明確にすることです。家賃、間取り、築年数、設備の充実度など、視聴者が物件選びで重視する項目にフォーカスしましょう。

地域密着型:地元ユーザーとの信頼構築に最適

出典:アットホームTV

物件単体ではなく、その周辺環境や街の魅力を伝えるのが「地域密着型」動画です。スーパーや学校、飲食店、公園などの生活インフラや、地域イベント、交通の便などを紹介することで、視聴者に「暮らすイメージ」を具体的に持たせることができます。

出典:FLIE(フリエ)

その街を知り尽くす不動産ならではの情報提供により「この街に住みたい」と思わせるコンテンツは地元密着型の不動産会社にぴったりです。

また、地元企業とのコラボや取材形式にすることで、地域とのつながりを強調でき、ファンの獲得にもつながります。

住みやすさや地元の情報は、SNSで調べるユーザーも多いため、引っ越しを検討しているターゲットへの強力なアプローチになるでしょう。

エンタメ型:冒頭の掴みとオチが決め手

出典:あなたの理想不動産

遊び心のある企画で視聴者の心をつかむ「エンタメ型」は、特にTikTokやYouTube Shortsなど短尺動画との相性が良い構成です。

たとえば「訳あり物件ルームツアー」「狭すぎる部屋紹介」「住んだら怖い物件5選」など、ちょっと変わった物件をユーモアたっぷりに紹介することで、注目を集めることができるでしょう。

重要なのは、冒頭の「掴み」と最後の「オチ」です。最初の数秒で興味を引き、最後に笑いや驚きを提供する構成が、SNSでの拡散につながります。

実際には売れにくい物件であっても、SNS上で人気コンテンツとして扱うことで、多くのユーザーとの接点を生み、ブランディングの一環として活用することが可能です。

不動産がSNS運用でやるべき4つの施策

SNSは、単なる「情報発信の場」ではなく、見込み顧客との信頼関係を築き、ブランド価値を高める強力な営業ツール。

とくに動画やキャンペーン、広告などをうまく組み合わせれば、短期間でも集客効果を大きく高めることが可能です。ここからは、不動産が今すぐ実践すべきSNS活用の4つの施策をご紹介します。

定期的な情報発信とストーリーズ活用

SNS運用の基本は「継続的な情報発信」です。物件の内装や周辺環境の写真・動画を投稿することで、視覚的に魅力を伝えられます。

とくに、InstagramのストーリーズやYouTubeでのルームツアー動画は、臨場感がありユーザーの関心を集めやすい手法です。さらにSNSのライブ配信機能を使えば、視聴者の質問にリアルタイムで回答でき、信頼関係の構築にもつながります。

SNS広告でのターゲティング配信

より短期間で集客効果を高めたい場合は、SNS広告を活用するのがおすすめ。SNS広告は、年齢・性別・地域・趣味嗜好などでターゲットを細かく設定でき、物件に関心がある層に直接アプローチできます。

とくに動画広告はYouTubeやTikTokといった動画系のSNSとの親和性が高く、内覧会や物件紹介を効果的に伝えられます。

またテレビCMよりも低予算で運用できるのもメリットです。投稿型や画像型など、自社に合った広告フォーマットを選び、少額からテスト配信してみるのも良いでしょう。

キャンペーンやプレゼント企画で拡散誘導

SNSの拡散力を活かすなら、ユーザー参加型のキャンペーンは効果的です。たとえば、「フォロー&いいね」で抽選プレゼント、「リツイートでギフト券が当たる」といった企画は拡散性が高く、短期間で認知度を上げられます。

また、LINEの友達を増やしたい場合には、X(旧:Twitter)やInstagramを利用して「友だち登録でクーポン配布」などのキャンペーンを実施するのもおすすめです。

キャンペーンを通じて接点を増やし、フォロワーや登録者数を増やすことで、将来的な成約率向上にもつながります。

インフルエンサーの起用による認知度アップ

不動産のSNSも、影響力のあるインフルエンサーを起用すれば一気に拡散されます。たとえば、Instagramのストーリーズや投稿で物件を紹介してもらえば、多くのフォロワーに効率的にアプローチできるでしょう。

また、イベントやセミナーにインフルエンサーを招くことで、リアルとSNSの相乗効果も狙えます。費用はかかりますが、自社ターゲット層とマッチしたインフルエンサーを選べば、集客力とブランドイメージの両方を強化できるのは魅力です。

不動産業でSNSを使うメリットとデメリット

SNSは不動産業の集客において、効果的なツールである一方で、運用には注意点も存在します。

ここでは、不動産業がSNSを活用する際の具体的なメリットとデメリットを整理し、成功に導くためのポイントを解説します。両面を理解して、無理なく効果的な運用を目指しましょう。

不動産業でSNSを使うメリット

不動産業でSNSを使うメリットは以下のとおりです。

  • 低コストで始められる
  • 情報の拡散力が高い
  • 画像や動画を活用した視覚的訴求が可能
  • 幅広い年齢層にリーチできる
  • 自社のブランド力・信頼感を高めやすい

SNSは初期費用や広告費を抑えながらも、多くの潜在顧客へ情報を届けられる点が大きな強みです。

文章だけで伝わりにくい物件の魅力も、写真や動画で直感的に訴求できます。また、若年層だけでなく中高年層まで幅広く利用されているため、多様な顧客層を狙えるのも魅力です。

継続的にファンを増やすことで、自社サイトへの誘導や成約率の向上にもつながります

不動産業でSNSを使うデメリット

不動産業でSNSを使う際には、いくつか注意すべきポイントがあります。SNS運用を成功させるために、デメリットはしっかりと理解しておきましょう。

  • 炎上リによる社会的信用の失墜リスク
  • 投稿内容のチェックや管理に人的リソースが必要
  • 継続的な運用と対応が負担になる
  • 成果が出るまでに時間がかかる

SNSは拡散力が高いため、投稿内容が炎上すると急激に社会的信用を失うリスクがあることには注意が必要です。特に不動産では個人情報やプライバシーに関わる投稿に慎重さが求められます。

さらに、継続的な投稿やユーザー対応には専門知識と時間が必要で、専任担当者がいなければ負担が大きくなります。短期間での効果は出にくいため、長期的な視点での運用計画が欠かせません。

不動産SNS集客の成功事例4選

ここからは、不動産のSNS成功事例についてご紹介します。自社に水平展開する際の参考にしてください。

Instagram:積水ハウス

出典:sekisuihouse

積水ハウスが運用するInstagramアカウントでは、「#シャーメゾンのお部屋」という独自ハッシュタグを活用し、入居者が投稿した写真を公式アカウントがリポストしているのが特徴です。

実際に住んでいる人の声やインテリア事例を紹介することで、「リアルな暮らし」をコンテンツ化しています。実際の暮らしをコンテンツにすることで、具体的な生活シーンが思い浮かびやすいのがポイント

キャプションには「この色使いが素敵」「お子さまとの生活にピッタリ」などユーザーの共感を呼ぶコメントが添えられています。

ストーリーズでは、カタログ請求や物件Q&Aの導線を掲載し、リールでは住人インタビューやルームツアー動画を公開することで、視覚的な魅力を最大限に引き出しています。

【自社SNSへの応用ポイント】

住んでいる未来を見せるような投稿+UGC(ユーザー生成コンテンツ)をリポストすることで、信頼性と共感性のあるアカウント運営が可能に。

X(旧:Twitter):スーモ

出典:@suumo

スーモのX(旧:Twitter)アカウントでは、公式キャラクター「スーモ」が日常の出来事をユーモラスなイラスト付きでつぶやくという、あえて不動産とは関係ない投稿がメイン。

たとえば「寒いからこたつから出られないスーモ」など、季節感あるつぶやきを通じて、不動産に対する親しみやすさを高めています。企業アカウントでありながらゆるさを前面に出した運用スタイルが特徴です。リツイートによって本アカウントや公式サイトへの間接的な流入にもつなげているのも強みです。

ユーザーとより近い距離感を保つことで、引っ越しの際に想起されやすいポジションを獲得している好事例といえるでしょう。

【自社SNSへの応用ポイント】

自社キャラクターやマスコットを活用して、堅苦しくなりがち不動産の印象を和らげることで、若年層への認知拡大や好感度向上が期待できます。

TikTok:ふたりぐらし♡

出典:futarigurashi5ふたりぐらし♡

「ふたりぐらし♡」は、同棲向け物件を紹介するTikTokアカウント。1本あたり30秒前後のショート動画で、「築浅1LDK」「駅徒歩3分」「ペット可」など、ユニークな物件情報がひと目でわかるテロップ付きのフォーマット化された動画を展開しています。

投稿には「同棲に向いてる理由」「ふたりで住むとき便利な収納の位置」など、ターゲットユーザーのニーズに特化した解説が入っており、ただの物件紹介にとどまらない点が魅力です。

LINEへの導線が設けられており、すぐに問い合わせができる仕組みも整っています。動画のサムネや説明欄には「築年数」「広さ」「最寄り駅」といった要点を明記し、視聴から問い合わせまでの流れがスムーズに設計されています。

【自社SNSへの応用ポイント】

物件情報をショート動画で見える化し、生活イメージや暮らし方の提案を交えることで、TikTok世代への強力な訴求が可能になります。

YouTube:RoomPa(ルムパ)│賃貸物件を一緒に内見♪

出典:RoomPa(ルムパ)│賃貸物件を一緒に内見♪

RoomPa(ルムパ)は、1本30秒〜60秒ほどのYouTubeショート動画を中心に、関東のおしゃれ物件をテンポよく紹介するYouTubeチャンネルです。タイトルには「横幅1人分の激狭物件」「1ヶ月で9人退去!?」など、思わずクリックしたくなるキーワードがあり、再生回数1,000万回超の動画もあります。

各動画冒頭で一番の見せ場をチラ見せすることで視聴者を惹きつけているのが特徴です。また、説明欄には「家賃・共益費・築年数・最寄駅・連絡先」まで細かく記載することで、視聴から問い合わせまでの導線を意識した設計が参考になります。

また、TikTokでも同コンテンツを展開しており、複数SNSを使ったクロスチャネル戦略で認知度と接点を広げているのもポイントです。

【自社SNSへの応用ポイント】

テンポの良いショート動画×興味を引くタイトル構成は、視聴完了率を上げやすく、SNS起点でのリード獲得に直結しやすい運用方法として参考になります。

SNS運用代行の活用も視野に入れよう

SNS集客を効果的に行うには、専門的な知識や時間が必要です。自社で運用が難しい場合は、社員が疲弊する前にSNS運用代行サービスの活用もおすすめです。プロに任せることで、効率的にフォロワー獲得やブランディングを進められます。

SNS運用代行は、投稿の企画・作成から反応の分析、ユーザー対応まで幅広くサポートしてくれるのが魅力。とくに業務が多忙な不動産業者にとっては、限られたリソースの中でも安定的に発信できる体制が整うのが大きなメリットです。

さらに、最新のSNSトレンドや広告戦略を駆使し、短期間で成果を出すことも期待できます。確実な集客効果を求めるなら選択肢に入れておきたい施策です。

シュビヒロでは、月額5万円〜YouTubeやX(旧:Twitter)、TikTokなどの各種SNSの運用代行を実施しています。企画のみや編集のみなどの部分的な運用も柔軟に対応できるので、SNS運用代行を試しに使ってみたいという場合にもぜひご相談ください。御社に最適な運用方法をご提案いたします。

まとめ:不動産はSNS集客に力を入れるべき!

不動産におけるSNS集客は、低コストで幅広い層にアプローチできる強力な手段です。動画や写真を活用した視覚的な訴求で物件の魅力を伝えやすく、リアルタイムでユーザーとコミュニケーションを取れる点が大きなメリット。

一方で、炎上リスクや運用負担といった課題もあるため、計画的かつ継続的な運用が不可欠です。専門知識や時間が足りない場合は、SNS運用代行の活用も検討して、効果的な集客体制を整えましょう

今こそSNSの力を最大限に活かし、他社との差別化を図りながら、不動産の集客力を飛躍させてはどうでしょうか。SNSは早くはじめた者勝ちの世界ではありません!今からでも、ぜひ本記事を参考にしてSNS運用に取り組んでみてください。

株式会社シュビヒロでは、企業様のSNSを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。

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監修者

Z世代を中心としたWebコンサル会社を経営|教育業、フリーエンジニア、有名社長の元秘書|Web施策を守備範囲広く対応するため、株式会社シュビヒロを設立

執筆者

shubihiro
Z世代を中心としたWebコンサル会社を経営|教育業、フリーエンジニア、有名社長の元秘書|Web施策を守備範囲広く対応するため、株式会社シュビヒロを設立

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