SNS運用代行は闇だらけ?失敗しない選び方を事例とともに徹底解説!

いまやSNSは、集客には欠かせないプラットフォームのひとつです。個人のみならず企業で活用する事例も増えてきた一方で、SNSの運用で成果を残す企業は限られています。

SNSの運用は、売上の拡大に効果的な反面、人手不足に悩む企業にとっては負担の増加が課題です。そこで注目されているのが、SNSの運用を外部委託できるSNS運用代行の存在。

しかしながら、SNS運用代行には闇があり、騙されるのではないかと感じている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、SNS運用代行の闇について解説していきます。また、SNS運用代行のメリットや騙されないための選び方についてもご紹介していきます。

目次

SNS運用代行でできること

Young woman receiving notifications and commenting on social media posts with smart phone. People networking with technology. Social media addiction concept.

SNS運用代行でできることは、以下のとおりです。

  • コンセプト設計
  • 戦略設計
  • 投稿
  • クリエイティブ制作
  • 投稿の企画立案
  • 分析やレポート
  • コメントの管理や返信
  • キャンペーン企画立案
  • 広告運用

これらの一部または全部を委託できるサービスが、SNS運用代行です。SNS運用のブレーンとなるコンセプト設計をはじめ、日々の投稿、売上拡大のための広告運用まであらゆることを任せることができます。

企業のSNS担当者の多くが、本来の業務との両立となるため、SNSへ割く時間は限定的になりがちです。忙しい時間の合間にSNS運用を行うため、中途半端になるケースもあります。

また、SNS運用に力を入れれば、本来の業務へ与える影響も大きくなるため注意が必要です。

SNS運用代行を活用することで、SNS担当者の負担が軽減され、効率的かつ効果的なSNS運用が可能になるでしょう。

SNS運用代行の闇とは?

Hacker stealing password?s and identity, computer crime

SNS運用代行が注目されるなか、SNS運用代行による被害報告も散見されます。ここからは、SNS運用代行の闇についてみていきましょう。

  • ノウハウのない素人も多い
  • 広告塔が担当しない
  • 必要最低限の仕事のみする

SNS運用代行の闇:①ノウハウのない素人も多い

1つ目にご紹介するSNS運用代行の闇は、誰でも始められるため、参入障壁の低い仕事のひとつです。そのため、ノウハウがない素人の方がSNS運用代行をしているケースも多く見られます。

SNS運用代行で成果が出ないという場合、実際にはノウハウのない素人に委託していたなんてことも。企業に委託するよりも個人に委託したほうが安くなりますが、実力を見極められないと、コストだけがかかることになってしまいます。

SNS運用代行を個人に頼む場合に確認しておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 顔出ししているか
  • 自身のSNSは伸びているか
  • 実績があるか

なお、企業にSNS運用代行を任せる際には以下のポイントに注意しましょう。

  • 詳細な会社情報があるか
  • 実績があるか
  • 評判はいいか

SNS運用代行の闇:②広告塔が担当しない

SNS運用代行の闇2つ目は、SNS運用代行では、広告塔となる人物が「私が運用します。」と謳っているにも関わらず、実際には担当していないケースがあります。

ノウハウも実績もある方に委託しているのに、結果が出ない場合は、担当者が異なることが考えられます。このように、詐欺まがいのSNS運用代行も存在するため、注意しましょう。

SNS運用代行を選ぶ際は、事前の聞き取りの際に、誰が担当するのかなどを明確にしておくことが、SNS運用代行の闇に陥らないためのポイントです。また、広告での謳い文句と異なるようなSNS運用代行は、はじめから選択肢から外していきましょう。

SNS運用代行の闇:③必要最低限の仕事のみ行う

3つ目にご紹介するSNS運用代行の闇は、必要最低限の仕事しかしない事業者が多いことです。SNSの運用は、運用戦略の立案からコンテンツ企画、分析・改善活動までの一連の活動が必要になります。

しかし、必要最低限の仕事しかしない場合、そもそもの質が低いため、結果が出ません。また、定期的なミーティングも機械的な報告会で終始話が終わり、何も得られないケースもあります。

SNS運用代行では、数値目標を明確にして依頼することで、効果測定が可能になります。目標には、水増しができるフォロワー数ではなく、SNSを経由した自社サイトへの流入数やサービス契約数などを据えることがポイントです。

SNS運用代行の闇:④そもそも外部委託している

4つ目にご紹介するSNS運用代行の闇として、SNS運用代行がさらに個人や企業に委託しているケースが挙げられます。

SNS運用代行と思っていたら、実際には仲介しかしておらず、ノウハウも何も持ち合わせていないということです。また、SNS運用代行には自社の企業秘密に近い情報を渡す場合もあるため、情報漏洩の危険性も高まります


このような悪徳なSNS運用代行の闇にハマらないためにも、SNS運用代行を選ぶ際には、信頼できる相手かを調べることが大切です。SNS運用代行では、詳しい会社情報が見つからないことも多くありますが、そのような企業には、そもそもSNS運用代行を依頼しないようにしましょう。

SNS運用代行の失敗例

Asian woman sitting at home office, feels concerned thinking about problem with work.

ここからは、SNS運用代行の失敗例をご紹介していきます。SNS運用代行の闇にハマらないためにも、しっかり確認していきましょう。

SNS運用代行の失敗例:①SNS運用代行の赤字が続いている

SNS運用代行の失敗例1つ目は、SNS運用代行の赤字が続いてしまうケース。SNS運用代行の目的として、自店の認知拡大や売上拡大が挙げられます。Aさんは店舗の営業で忙しいために、SNS運用代行を月額85,000円で契約しました。

しかし、その内容は同じ素材の使い回しで結果が全く出ません。さらに、契約終了と同時にデータは全て削除するという、不公平な契約を結ばされていました。結果的に、年間にして100万円をドブに捨てたという失敗事例です。

SNS運用代行の失敗例:②SNS運用代行との契約解除ができない

SNS運用代行の失敗例2つ目は、契約解除ができないケースです。Bさんは、飲食店のフランチャイズオーナーをしていました。自店の認知拡大のためにインスタグラムのSNS運用代行を利用していたそうです。

契約期間は12ヶ月でしたが、店舗の売上も厳しく、またSNS運用代行の成果も出ず、店舗閉鎖も視野に入れて契約期間を4ヶ月に変更しました。

その後、売上が厳しいため店舗の撤退を決意して解約を申し入れるものの「4ヶ月は解約できない」とのこと。Bさんは仕方なく、運営していた別の店舗のSNS運用代行をしてもらうことで同意したそうです。

しかし、結局SNS運用代行による成果はなく、コストだけがかさむ結果となりました。

SNS運用代行のメリット

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SNS運用代行には闇もありますが、SNS運用代行を活用して成果を出す企業もあります。ここからは、SNS運用代行のメリットについてご紹介していきます。

SNS運用代行のメリット:①SNSのプロに任せられる

SNS運用代行の1つ目のメリットは、SNSのプロに運用を任せられることです。SNSにはそれぞれアルゴリズムが存在します。アルゴリズムは不定期に更新されるため、企業の担当者が業務の合間にアルゴリズムの改訂に合わせて投稿を変えていくことは困難です。

SNS運用代行を利用することで、各種SNSの最新の動向や、他社の成功事例や失敗事例からの学びを活用した効果的なSNS運用が可能になります。SNS運用代行を利用することで、ノウハウがない企業でも上手くSNSの運用ができるのはメリットといえるでしょう。

SNS運用代行のメリット:②担当者の負担が軽減し、コア業務へ注力できる

SNS運用代行のメリット2つ目は、担当者の業務負担が軽減し、本来の業務へ注力できるようになる点です。多くの企業では、日々の業務にくわえてSNSの運用を担当しています。結果的に、SNSの運用によって日々の業務に支障をきたすか、SNSの運用が中途半端になりがちです。

SNS運用代行は、SNS運用の一部もしくは全部を委託するサービスです。例えば、日々の業務で最も負荷が大きいものだけをSNS運用代行に任せれば、日々の負担を軽減させることができます。また、一部のみを任せることで、料金を抑えつつ、自社にノウハウを蓄積できるメリットもあります。

SNS運用代行のメリット:③ハイクオリティのコンテンツ制作が可能

SNS運用代行のメリット3つ目は、自社では作れないハイクオリティなコンテンツを制作できることです。とくに、デザインの知識が必要なクリエイティブの制作や動画に欠かせない編集技術を活用できるのはポイント。

ブランド理解の深い、統一感のあるクリエイティブを制作することで、視覚的なブランド戦略にもつながります。また、動画編集には流行があり、見てもらうためにはコツが必要です。そのようなノウハウを活用できるのも、SNS運用代行のメリットといえます。

失敗しないSNS運用代行の選び方

Multi colored abstract opening doors on grassy field on sunny summer day. (3d render)

ここからは、SNS運用代行の闇に陥ることなく、SNS運用代行を選ぶためのポイントを解説していきます。

失敗しないSNS運用代行の選び方:①似た業界での実績の有無

SNS運用代行を選ぶ際のポイント1つ目は、自社と同じまたは、似た業界での実績有無を確認することです。SNS運用代行には、業界ごとの得意不得意があります。化粧品や食品、アパレルなど、業界の構造を理解しているSNS運用代行を選びましょう。

また同時に、自社と同様の目的でのSNS運用代行の実績も要チェック。同じ業界かつ同じ課題を感じている企業での実績があるとなれば、自社との相性も良好な可能性が高いです。

失敗しないSNS運用代行の選び方:②業務内容と料金のバランス

SNS運用代行の失敗しない選び方2つ目は、業務内容と料金のバランスを確認することです。SNS運用代行の業務内容と料金設定はそれぞれ異なります。

まずは、自社が委託したい業務の洗い出しをしましょう。委託する業務は負担が大きいものや、ノウハウが必要となる企画立案や動画編集などが挙げられます。

委託する業務が決まったら、委託先を数社選び、それぞれ料金を比較することがポイントです。業務内容や料金体系で自社ニーズを満たし、かつ実績のあるSNS運用代行を選びましょう。

また、初期費用が別途かかったり、成果報酬が定められているSNS運用代行もありますので、契約前にしっかり確認しておきましょう。

失敗しないSNS運用代行の選び方:③サポート体制の充実度

SNS運用代行の失敗しない選び方3つ目は、サポート体制の充実度を確認することです。SNS運用代行では、炎上リスク低減のためにコメントを24時間監視するものや、炎上による被害を最小限に留めるためのノウハウを持っている場合があります。

また、定例のミーティングがあるSNS運用代行を選ぶことで、目標の進捗管理や戦略の見直しが可能です。また、自社の要望などを伝えやすくなるでしょう。さらに、定期的に担当者とコミュニケーションをとることで、お互いに緊張感を維持することが期待できます。

まとめ:SNS運用代行の闇に飲まれないためには対策が必須

Great idea of a marketing strategy plan at a creative office – business concepts

SNSの活用はいまや当たり前です。多くの企業がSNSを活用する一方で、フォロワー数が延びなかったり、ターゲットにコンテンツが届かないなどの課題を抱える企業も多くあります。そんな企業におすすめなのがSNS運用代行の活用です。

しかし、SNS運用代行のなかには悪徳業者もあり、闇にハマってしまうと無駄なコストだけがかかる危険性も否めません。そんなSNS運用代行の闇に陥らないためにも、以下のポイントに注意しましょう。

  • SNS運用代行をしている企業や個人の詳しい情報があるか
  • 自身のSNS運用代行が伸びているか(個人に依頼する場合)
  • 誰がSNS運用代行を担当するか
  • 同じ業界や課題での実績があるか

上記のポイントを抑え、信頼できるSNS運用代行を見つけるのが闇に陥らないポイントです。

※株式会社シュビヒロでは、企業様のYouTubeを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。

【参考記事】

SNS運用代行会社の選び方!おすすめ4選と費用相場・運用事例を解説

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監修者

役職:株式会社シュビヒロ 代表取締役。

実績:第1期目の売上高は1.8億円を達成し、第2期目には3億円を見込む。業務委託を含む200人以上のスタッフを抱える会社を経営
YouTubeチャンネル「フランチャイズチャンネル」や「武田塾チャンネル」を含む現在60以上のチャンネルの運用代行を行い、またフランチャイズ本部を対象とした企業へSNSを活用したフランチャイズ開発を支援(現在20社程度)
YouTubeだけでなくXやInstagram、TikTok等のSNS運用から広告運用、Web制作・開発、予約システム開発運営、癒し~ぷ高田馬場店運営など幅広く業務を請け負う

経歴:愛知工業大学に入学後、2年半にわたりパソコン・プログラミング教室で管理職として勤務。その後、株式会社FCチャンネルに所属し、株式会社シュビヒロを設立。

執筆者

shubihiro
Z世代を中心としたWebコンサル会社を経営|教育業、フリーエンジニア、有名社長の元秘書|Web施策を守備範囲広く対応するため、株式会社シュビヒロを設立

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