インスタのリールとは?作り方から活用事例まで初心者向けに解説

Instagramの「リール」は、今や多くの企業やクリエイターが活用する重要な機能です。しかし、「よく見るけれど、どういうものかよく分からない」「自分も投稿してみたいけど、難しそう」と感じている方もいるかもしれません。
この記事では、Instagramリールの基本的な知識を解説します。さらに、初心者でも分かりやすい作り方の手順から、再生数を伸ばすコツまでを網羅的にご紹介します。
この記事を読めば、リールを効果的に活用し、アカウントの成長につなげるための具体的な方法がわかります。
※株式会社シュビヒロでは、企業様のInstagramを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。
インスタのリールとは?今さら聞けない基本知識

Instagramのリールとは、BGMやエフェクト(視覚効果)を使って、最大180秒のショート動画を作成・発見できる機能です。
2020年8月にリリースされて以降、その手軽さと拡散力の高さから多くのユーザーに利用されています。ここでは、リールの基本的な知識について、改めて確認していきましょう。
リールは短い動画を楽しむ機能
リールは、音楽やARエフェクト、テキストなどを組み合わせて、誰でも簡単にクオリティの高いショート動画を制作・投稿できる機能です。
スマートフォンの画面いっぱいに表示される縦長の動画で、スワイプするだけで次々と新しい動画を視聴できる手軽さが特徴です。
さらに、Instagramが提供する豊富な音源やエフェクトを使えるため、クリエイティブで表現豊かなコンテンツを作成できます。ユーザーの興味を引くエンターテインメント性の高い動画を手軽に作れる点が、リールの大きな魅力です。
リールが表示される場所は主に4つ
作成したリールは、Instagramアプリ内の様々な場所に表示される可能性があります。表示される場所が多い点は、多くのユーザーの目に触れるチャンスにつながります。
具体的な表示場所は以下の通りです。
- リール専用タブ: アプリ下部の中央にある再生ボタンのアイコンをタップすると、リール動画だけが次々と表示されます。
- フィード: フォローしているアカウントが投稿したリールは、通常の投稿と同様にフィード(ホーム画面)にも表示されます。
- 発見タブ: ユーザーの興味関心に基づいてコンテンツが自動で表示される「発見タブ」にも、リールは優先的に表示される傾向があります。
- ハッシュタグ検索: 投稿に付けたハッシュタグを検索した際に、そのハッシュタグが付けられたリールが表示されます。
このように、リールは様々な経路からユーザーの目に触れるため、高い拡散力が期待できます。
リールの動画再生時間と画面サイズ
Instagramのアプリ内で直接リールを撮影・作成する場合、投稿できる動画の長さは最大90秒までです。作成画面では、制限時間を15秒・30秒・60秒・90秒の中から選べるようになっており、時間を超えた部分は編集でカットできます。
一方で、スマートフォンに保存されている撮影済みの動画をアップロードする場合は、最大で3分までの長さの動画をリールとして投稿できます。なお、作成したリールをストーリーズでシェアすると、表示されるのは冒頭の15秒までとなるため注意が必要です。
画面サイズは、スマートフォンでの視聴に最適化された縦長の「9:16」が推奨アスペクト比(画面の縦横比)です。このサイズで作成すると、画面いっぱいに動画が表示され、ユーザーへの訴求力を最大限に高められます。
他のサイズでも投稿は可能ですが、上下に余白が表示される場合があるため注意しましょう。
インスタのリールとストーリーズ・フィード投稿の違い

Instagramにはリールの他にも、ストーリーズやフィード投稿といった動画や画像を共有する機能があります。
それぞれの特性を理解し、目的に合わせて使い分けることが、アカウント運用において重要です。
ここでは、リールと他の投稿形式との違いについて、具体的に解説します。
リールとストーリーズの最大の違いは共有範囲
リールとストーリーズの最も大きな違いは、コンテンツが共有される範囲と表示期間です。リールは、フォロワーだけでなく、まだあなたのアカウントを知らない不特定多数のユーザーにおすすめ表示される機能になっています。
そのため、新規フォロワー獲得に向いている点が大きな特徴といえるでしょう。
一方、ストーリーズは主にフォロワー向けの限定的な情報発信に使われます。投稿は24時間で自動的に消えるため、リアルタイム性の高い情報や、フォロワーとの気軽なコミュニケーションに適しています。
リールはプロフィールに残り続けますが、ストーリーズは一時的な共有が前提となる点が大きな違いです。
リールとフィード投稿の違いはフォーマット
リールとフィード投稿の主な違いは、コンテンツのフォーマットと拡散の仕組みにあります。フィード投稿は静止画を複数枚投稿できますが、リールはショート動画に特化している点が特徴です。
また、拡散力にも差があるといわれています。フィード投稿は主にフォロワーのタイムラインに表示されますが、リールは「発見タブ」でフォロワー外のユーザーに積極的に表示されるアルゴリズムになっています。
そのため、より多くの人にリーチしたい場合は、フィード投稿よりもリールの方が効果的といえるでしょう。
動画でアカウントの魅力を伝えたい場合に、リールは最適な機能の一つです。
参照:Instagramの発見タブに表示される投稿が選ばれるしくみ
インスタのリールとTikTok・YouTubeショートの違い

リールのようなショート動画プラットフォームは、TikTokやYouTubeショートなど他にも存在します。それぞれ利用者層や拡散の仕組みには独自の特徴があります。
これらの違いを把握することで、Instagramリールの立ち位置をより明確に理解し、戦略的に活用できるようになるでしょう。
視聴ユーザー層の違い
各プラットフォームでは、主に利用しているユーザー層に違いが見られます。例えばTikTokは、流行に敏感な10代〜20代の若年層が中心です。
一方、YouTubeショートは、幅広い年代のユーザーが利用するYouTubeの機能であるため、利用者層も多岐にわたります。
Instagramリールは、Instagram全体のユーザー層を反映し、20代〜30代の女性をコアターゲットとしながらも、幅広い層に利用されている傾向があります。
自社の商品やサービスがどの層に響くかを考え、プラットフォームを選ぶ際の参考にすることが重要です。
拡散されやすい仕組みの違い
ショート動画がどのように拡散されるか、その仕組みもプラットフォームごとに異なります。
TikTokは、トレンドの音源やダンスなど、流行に乗ったコンテンツが爆発的に拡散されやすい点が特徴です。アルゴリズムが非常に強力で、フォロワー数に関係なく再生数が伸びる可能性があります。
対してYouTubeショートは、既存のYouTubeチャンネルの評価や検索キーワードとの関連性も加味される傾向にあります。
Instagramリールは、ユーザーの興味関心を分析しパーソナライズされたおすすめが表示される仕組みのため、ターゲット層に刺さる専門的なコンテンツも届きやすいといわれています。
インスタでリールを投稿する3つのメリットとは?

Instagramのリールが持つ最大の強みは、圧倒的な拡散力にあります。うまく活用すれば、フォロワー以外のユーザーにも広く情報を届け、アカウントの認知度を飛躍的に高めることが可能です。
特に、企業のマーケティング活動においては、無視できない強力なツールでしょう。ここでは、Instagramでリールを投稿することで得られる3つのメリットについて解説します。
1. フォロワー外のユーザーに届きやすい
リール投稿の最大のメリットは、フォロワー以外のユーザーへ広くコンテンツを届けられる点です。
通常のフィード投稿が主にフォロワーへ表示されるのに対し、リールはユーザーの興味関心をもとにしたアルゴリズムによって、全く新しい層へも表示されます。
この仕組みにより、まだアカウントの存在を知らない潜在的なファンに投稿を見てもらえる機会が生まれます。
フォロワー数に左右されずに認知度を高められる、これがリールが持つ最も大きな強みでしょう。
2. 「発見タブ」からの流入が期待できる
「発見タブ」は、新たなファンを増やすための、特に重要な機能です。ユーザーの興味に合わせて最適化されており、リール動画が大きく表示されるため、ユーザーの目に留まりやすくなっています。
さらに発見タブは、単なる閲覧の場で終わらず、興味を持ったユーザーがプロフィールを訪れ、新規フォローへとつながる具体的な流入のきっかけとなる傾向があります。
発見タブでの露出を増やすことは、継続的な新規フォロワー獲得に直結する、重要な目標といえるでしょう。
3. アカウントの世界観を伝えやすい
動画は、静止画に比べて多くの情報を伝えることができます。リールを活用すると、商品やサービスの魅力はもちろん、ブランドが持つ雰囲気や世界観をより直感的に、そして魅力的に伝えることが可能です。
例えば、アパレルブランドであれば服の質感や動きを表現できます。また、飲食店であれば調理のライブ感や店内の活気などをリアルに伝えられるでしょう。
テキストや写真だけでは伝えきれないブランドの個性を動画で示すことで、ユーザーの共感やファン化を促進する効果が期待できます。
【5STEP】インスタのリールの作り方を徹底解説

リールの作成は、Instagramのアプリ内で簡単に行えます。基本的な手順さえ覚えれば、誰でも魅力的な動画を投稿することが可能です。
ここでは、リールの作り方を5つのステップに分けて、初心者にも分かりやすく徹底解説します。
STEP1:リール専用の作成画面を開く
自分のプロフィール画面右上にある「+」ボタンをタップします。

表示されたメニューから「リール」を選択します。

この画面から、次のステップである音源の設定や動画の撮影・選択に進みます。
STEP2:音源(BGM)を選んで設定する
次に、動画に合わせる音源(BGM)を選びます。画面左側にある音符のアイコンをタップすると、Instagramが提供するミュージックライブラリが開きます。


「おすすめ」や「トレンド中」のタブからトレンドの曲を探したり、検索バーに曲名やアーティスト名を入力して特定の曲を探したりできます。
使用したい曲が見つかったら、曲名をタップし、動画で使いたい箇所をスライダーで選択してください。

音源はリールの印象を大きく左右する重要な要素なので、動画の雰囲気に合ったものを選びましょう。
STEP3:動画を撮影、またはカメラロールから選ぶ
音源を設定したら、動画の素材を用意します。方法は2つあり、1つはリール作成画面の中央下にある撮影ボタンを押して、その場で新しい動画を撮影する方法です。

もう1つは、すでにスマートフォン内に保存されている動画を使用する方法です。画面左下の四角いアイコンをタップすると、スマートフォンのカメラロール(アルバム)が開きます。

そこから使用したい動画を選択し、長さを調整して追加します。複数の動画クリップを組み合わせて1つのリールを作成することも可能です。
STEP4:エフェクトやスタンプで動画を編集する
動画の素材が用意できたら、次は編集作業です。画面上部や左側のアイコンから、様々な編集ツールを利用できます。

- テキスト: 文字を追加できます。フォントや色、表示タイミングの調整も可能です。
- スタンプ: GIFスタンプやアンケート機能などを追加して、動画をより楽しく装飾できます。
- エフェクト: 画面をキラキラさせたり、色味を変えたりするARエフェクトを追加できます。
- カット編集: クリップの順番を入れ替えたり、不要な部分をカットしたりできます。
これらの機能を活用して、動画をより魅力的で視聴者を飽きさせないコンテンツに仕上げましょう。
STEP5:キャプションを書いてリールを投稿する
動画の編集が完了したら、最後に投稿の設定を行います。編集画面で「次へ」をタップすると、キャプション(説明文)の入力画面に移ります。
ここで、動画の内容を補足するテキストや、関連するハッシュタグを入力しましょう。ハッシュタグは、より多くのユーザーに動画を見つけてもらうために重要です。

また、「カバーを編集」から、リールの一覧で表示される静止画(カバー画像)を設定できます。

すべての設定が終わったら、画面下部の「シェア」ボタンをタップして投稿完了です。

インスタのリールの便利機能と使い方

基本的なリールの作り方に加えて、知っておくとさらに動画のクオリティを高められる便利な機能があります。
これらの機能を使いこなすことで、より効率的に、そしてより魅力的なリールを作成できます。
ここでは、特に覚えておきたい3つの便利機能と使い方を紹介します。
アプリ内で完結する便利な編集機能
Instagramのアプリには、他の専門的な動画編集アプリを使わなくても、十分にクオリティの高い動画を作成できる機能が備わっています。
例えば、複数の動画クリップの長さを調整したり、不要な部分をカットしたりする基本的なトリミング機能があります。
また、動画の上にテキストやスタンプを表示させるタイミングを細かく調整することも可能です。ナレーションとして自分の声を録音して追加するアフレコ機能もあり、表現の幅を広げられます。
これらの機能を活用すれば、アプリ1つでテンポの良い、見やすいリール動画を制作できます。
投稿前に確認したいカバー画像の設定方法
カバー画像は、プロフィール画面のフィード一覧やリールタブで表示される、いわば動画の顔です。このカバー画像が魅力的であるほど、ユーザーが動画をタップしてくれる可能性が高まります。
カバー画像は、動画内の好きなシーンを切り抜いて設定するか、カメラロールから別途用意した画像を設定できます。
投稿前のキャプション入力画面で「カバーを編集」をタップして設定しましょう。
プロフィールグリッドに表示される際の見た目も調整できるため、アカウント全体の統一感を出すためにも重要な設定です。
覚えておきたいリールの下書き保存機能
リールの作成途中で作業を中断したい場合や、完成した動画をすぐに投稿せず特定の時間に投稿したい場合に便利なのが「下書き保存機能」です。
編集が終わった後、キャプション入力画面で「下書きとして保存」をタップすると、作成中のリールが保存されます。

保存した下書きは、プロフィール画面のリールタブ内にある「下書き」フォルダからいつでも呼び出して編集を再開したり、投稿したりできます。

時間をかけてじっくり編集したい時や、投稿のストックを作っておきたい時に活用しましょう。
インスタのリールで再生数を伸ばす4つのコツ

リールの再生数を伸ばすためには、ただ動画を作るだけでなく、視聴者の興味を引きつけ、Instagramのアルゴリズムに評価される工夫が必要です。
ここでは、リールの再生数を伸ばすために押さえておきたい4つの重要なコツを紹介します。
1. 冒頭2秒でユーザーの心を掴む
ユーザーはリールを次々とスワイプして視聴するため、最初の1〜2秒で「面白そう」「続きが見たい」と思わせることが重要です。この冒頭部分で興味を惹きつけられなけば、すぐに離脱されてしまいます。
動画の最もインパクトのあるシーンを最初に持ってきたり、「〇〇する方法」といった形で視聴するメリットをテキストで示したりする工夫が効果的です。
ユーザーが思わず手を止めてしまうような、魅力的な冒頭部分を意識して動画を構成しましょう。
2. トレンドになっている人気音源を使う
リールでは、その時々に流行している「トレンド音源」を使うと、再生数が伸びやすくなる傾向があります。
多くのユーザーが使っている人気の音源は、Instagramのアルゴリズムによっておすすめ表示されやすくなるためです。
トレンドの音源は、リールを視聴している際に、音源名の横に上向きの矢印アイコンが表示されていることで見分けられます。
他の人気アカウントがどのような音源を使っているかをチェックし、積極的に取り入れることで再生数アップにつながるでしょう。
3. テンポの良い動画編集を意識する
視聴者を飽きさせずに最後まで動画を見てもらうためには、テンポの良い動画となるように編集しましょう。短いカットを組み合わせたり、BGMのリズムに合わせて画面を切り替えたりすることで、高い視聴維持率につながります。
また、テキスト(テロップ)を効果的に使うことも、視聴者の理解を助ける上で有効です。
話している内容を文字に起こしたり、重要なポイントを強調したりすると、音声なしで視聴しているユーザーにも内容が伝わりやすくなります。
無駄な間をなくし、見ていて心地よいリズム感のある動画を目指しましょう。
4. インサイト機能で投稿を分析・改善する
投稿したリールがどれだけの人に見られたか、どのような反応があったかを分析し、次の動画制作に活かすことがアカウントの成長につながります。
ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントであれば、「インサイト」機能を使って投稿のパフォーマンスを確認できます。
特に注目すべきは、「再生数」「いいね!数」「コメント数」「保存数」などの指標です。どのような動画の反応が良かったのかをデータで把握し、その要因を分析します。
良かった点の再現性を高め、悪かった点を改善していくことで、より多くのユーザーに評価されるリールを作成できるようになります。
インスタのリール活用事例3選

リールの活用法は、業界や目的によって様々です。
ここでは、商品の魅力を伝える「実演型」、ファンを巻き込む「参加型」、専門知識で信頼を得る「ハウツー型」という、異なるアプローチで成功を収めた3社の事例を見ていきましょう。
山崎実業:商品の便利さが伝わる「実演販売」型リール

出典:https://www.instagram.com/yamazaki.home.channel/
生活雑貨ブランド「山崎実業」は、商品の利便性を実演販売のように見せるリールが特徴です。
「こういうのが欲しかった」というユーザーの潜在ニーズを的確に捉え、日常の「困った」が解決する様子を動画で実演。静止画では伝わりにくい商品の機能性も、使用前後の変化を見せることで、その価値を視覚的に分かりやすく伝えています。
モノトーンで統一された洗練された映像と、シンプルなBGMは商品の魅力を最大限に引き立て、視聴者が情報のノイズなく製品の価値に集中できるよう工夫されています。この明確な訴求スタイルが「欲しい」という気持ちを直接刺激し、多くのユーザーの購買意欲を掴んでいます。
スターバックス:UGCを創出する「ユーザー参加」型リール

出典:https://www.instagram.com/starbucks_j/
スターバックスは、ユーザーを巻き込みUGC(ユーザー生成コンテンツ)を生み出す「ユーザー参加」型のリール活用に長けています。
新作ドリンクの紹介では「スタバのある日常」というライフスタイルを提案し、ユーザーの「自分も投稿したい」という気持ちを喚起。ハイクオリティながら親しみやすい動画で、ブランド体験への憧れを醸成します。
「#きょうはどこをスターバックスにする」といった参加型キャンペーンで、ファンが主役のコンテンツが自然に拡散される仕組みを構築。このようにファンを巻き込む戦略が、ブランドへの強い共感と親近感を育んでいます。
資生堂:専門家が実演する「 ハウツー」型リール

出典:https://www.instagram.com/shiseido_onlinestore/
化粧品大手の資生堂は、専門家である美容部員がメイク術を実演する「ハウツー」型のリールで、ユーザーから絶大な信頼を得ています。
プロの技術を社員ならではの親しみやすさで解説し、質の高い美容情報を分かりやすく提供しているのが特徴です。一人の社員が投稿したリールは1000万回再生を達成。この成功は偶然ではなく、データ分析に基づき「フォロワーが本当に求める情報」を追求した結果です。
専門家である社員自身の発信だからこそ生まれる信頼感と、徹底したユーザーファーストの姿勢が、多くのファンを惹きつけています。
インスタリールに関するよくある質問

最後に、リールを始める際によくある質問をQ&A形式でまとめました。
投稿前の疑問はここで解消し、スムーズにリール運用をスタートしましょう。
リールの最適な長さは?
リールの最適な長さに絶対的な正解はありません。しかし、一般的には「ユーザーが最後まで飽きずに見られる短い時間」が推奨される傾向にあります。
現在の最長時間は180秒ですが、多くの人気リールは7〜15秒程度の短いものが主流です。
重要なのは、伝えたい情報を簡潔にまとめ、視聴維持率を高く保つことです。商品の使い方を紹介する場合でも、要点を絞ってテンポよく見せる工夫が求められます。
まずは15秒以内を目安に作成し、インサイトで視聴者の反応を見ながら調整していくのが良いでしょう。
参照:2025年のエンゲージメントに最適なInstagramリールの長さ(500件のバイラル動画に基づく)
リールを保存すると相手に通知される?
気に入ったリールを後で見返せるように「保存」機能を使うユーザーは多いですが、リールを保存しても投稿者に通知が届くことはありません。
誰が自分の投稿を保存したかを知ることはできない仕組みです。
ただし、「いいね!」や「コメント」、アカウントの「フォロー」といったアクションは相手に通知されます。保存はブックマークのような機能だと考えると分かりやすいでしょう。
インサイトでは保存された数の合計は確認できますが、個人が特定されることはないので安心して利用できます。
リールの再生数はどうカウントされる?
リールの再生数は、動画がユーザーの画面に表示された時点で1回とカウントされます。これは「インプレッション」に近い考え方で、動画が最初から最後まで再生されたかどうかは問われません。
そのため、同じユーザーがループ再生で何度も動画を見た場合、その都度再生数としてカウントされます。
比較的再生数が伸びやすい仕組みですが、より重要なのは「いいね!」やコメント、保存数といったエンゲージメント(ユーザーからの反応)です。
これらの指標も合わせて分析することが重要です。
まとめ
この記事では、Instagramリールの基本知識から作り方、再生数を伸ばすコツ、活用事例までを網羅的に解説しました。
リールは、フォロワー外の多くのユーザーにリーチできる強力な機能であり、アカウントの認知度向上やファン獲得に大きく貢献するでしょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、今回紹介したステップやコツを参考にすれば、誰でも魅力的なリールを作成できます。
まずは1本、楽しみながら動画を制作し、投稿することから始めてみてください。分析と改善を繰り返すことで、きっとアカウント成長の大きな武器になるはずです。
※株式会社シュビヒロでは、企業様のInstagramを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。
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