保育園のSNS運用は必要?理由・注意点・3つの成功事例を解説

保育園SNS運用代行 アイキャッチ

「保育園の求人を出しても応募が来ない」
「入園者を増やすためSNSを始めたいけど何を投稿すればいいかわからない」

そんな悩みを抱えている園の関係者は、意外に多いのではないでしょうか。

今の保育士志望者は、求人票だけで就職先を決めません。SNSで「どんな先生がいるのか」「職場の雰囲気はどうなのか」を確認してから応募を検討するケースが増えています。

SNSを正しく活用している園は、それだけで採用と園児の入園で一歩リードできると言えるでしょう。

今回は、保育園がSNSを活用すべき理由や保育園に活かせる5つのSNSの特徴・使い分け・SNS運用のリスクと対策について解説します。あわせて、保育園のSNS運用の成功事例も紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

※株式会社シュビヒロでは、企業様のSNSを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら公式ラインからご連絡ください。

目次

なぜ、今保育園にSNSが必要?

保育園にSNSが必要な理由 イメージ

保育園のSNSは、求職者にも保護者にも欠かせない情報発信手段となっています。求人票やホームページだけでは伝わりにくい「保育園の日常」を届けられるからです。

ここでは、保育園がSNSに取り組むべき2つの理由を解説します。

①求職者が「職場の雰囲気」をSNSで確認する時代だから

今の求職者には、求人票に記載された仕事内容だけでは刺さりません。給与や休日より「どのような先生と働くか」「どのような雰囲気なのか」を重視します。

作り込まれた採用ページより、ふとした休憩中の写真や子どもとのやり取りを映しだした動画の方が応募の判断材料になるでしょう。そのため、園の運営会社では、ハローワークや求人サイトに費用をかけるよりも、SNSで職場の日常を発信することが重要です。その結果、採用コスト削減にもつながります。

②入園後のミスマッチを防ぐ情報発信ができるから

園の教育方針や日常をあらかじめSNSで見せておくことで、「思っていたのと違う」という入園後の不満を防げます。「泥遊びをよくする」「英語教育に力を入れている」など、SNSで発信しておけば、園のスタイルに共感した保護者の問い合わせ増が見込めるでしょう。

その結果、入園後も満足する保護者が増え、口コミや紹介での集客につながります。保育園のSNSは、集客コストを抑えながら、保護者満足度も上げる一石二鳥の施策です。

保育園の運用に活かせる5つのSNS|種類と特徴

保育園のSNSの種類・特徴 イメージ

SNSは、それぞれ得意な読者層と情報の届け方が異なります。ここでは、Instagram・X・LINE・Facebook・YouTubeなどの各SNSの特徴と保育園での活用シーンを解説します。

SNS主な強み保育園での主な活用シーン向いている対象
Instagram視覚的な訴求力・ハッシュタグ検索給食・製作・園庭遊びの写真・動画保護者・保育士志望者
X(旧Twitter)速報性・拡散力行事の実施判断・緊急連絡・保育ネタ保育関係者全般
LINE双方向のコミュニケーション保護者への一斉連絡・見学相談窓口在園保護者・求職者
Facebook実名制による信頼感・長文投稿園長の想い・地域や自治体への発信保護者・地域住民
YouTube動画による高い情報量園の雰囲気や方針、説明会の共有見学検討中の保護者

①Instagram

Instagramは、視覚情報の訴求力が高いSNSです。給食を食べる様子や製作物の完成品、園庭で児童が遊ぶ様子など、「楽しそうな園」の雰囲気を直感的に伝えられます。

「#〇〇市保育園・園児募集」のように地域名のハッシュタグを活用すれば、近隣の保護者へピンポイントでアプローチできる点も強みです。

② X(旧Twitter)

Xは、速報性と拡散力に特化したSNSです。運動会の延期情報や不審者情報など、緊急性の高い連絡をリアルタイムで届けられます。また、園の口コミなどを見ることもできます。

ただし、拡散力が強いため、投稿内容によっては炎上のリスクがあります。

③ LINE

LINEは、保護者の連絡手段として使われる最も日常的なSNSです。公式アカウントを開設すれば、保護者への一斉連絡をLINEで完結できます。また、保育園見学の際に友達登録してもらえば、保護者と園と直接やりとりする手段としても機能します。

園のLINE公式アカウントを開設すれば、メルマガのように園の魅力を定期配信し、入園・応募への意欲を温め続けられるのもメリットです。

④Facebook

Facebookは実名制という性質から、信頼感の高い情報発信が期待できます。卒園した保護者や地域住民、自治体関係者とのつながりを持つのに向いています。また、長文の投稿にも適しています。

園長先生の教育哲学や地域との取り組み、保護者同士のコミュニティ作りなどに効果的です。

⑤YouTube

写真や文章では伝わりにくい「先生の園児との接し方や話し方」「園全体の雰囲気」を、音と動きで丸ごと届けられるのがYouTubeの強みです。作った動画をホームページに埋め込めば、「動く園紹介パンフレット」の役割も期待できます。

説明会に参加できなかった保護者への共有や園の方針をじっくり伝えたい場面にも向いているので、動画の質を高める運用が合っています。

保育園のSNS運用の「リスクと対策」を正しく理解する

保育園のSNS運用の「リスクと対策」 イメージ


保育園の中には、SNSの運用を禁止するところもあります。「園で何かトラブルが起きたら問題になる」という不安から禁止に至るようです。

ここでは、保育園でSNSを運用する際の具体的なリスクと対策を解説します。

①よくある炎上パターンと原因

保育園のSNS炎上は、大きく3パターンに分類できます。子どもの失敗や困った行動を面白おかしく投稿するパターン。園児・保護者を特定できる写真や名前の掲載、職員が個人アカウントで愚痴を投稿する「裏アカ問題」です。

共通しているのは、不用意な投稿です。炎上投稿を防ぐためには、投稿前に投稿内容の確認を徹底することが予防の第一歩になります。

②個人情報・肖像権トラブルを防ぐ保護者同意書の取り方

保育園のSNSで写真掲載のトラブルを防ぐには、事前に保護者同意書を作っておく必要があります。入園時に提示することで、のちのちのトラブルを防ぐためです。

同意書には、具体的に「どのような目的でどのような媒体に使うのか」「どこまでの範囲で使うのか」「使用期限はいつまでか」を明記します。

これにより、園と保護者が相互に納得した形でSNSの運用ができるようになります。

③職員の私的投稿リスクを防ぐSNSガイドラインの作り方

園児や職員のプライバシー保護の観点から、SNSガイドラインを作るのも欠かせません。明文化しておくことで、「知らなかった」によるトラブルを防げるからです。

ガイドラインには、「顔をモザイクやスタンプなどで隠す」「個人が特定される情報を映さない」といった禁止事項のほか、投稿前に複数人で内容をチェックする流れも明記しておきましょう。

ルールを共有しておくことで、安心して投稿できる環境が整います。

保育園で上手にSNSを運用する3つのポイント 

保育園で上手にSNSを運用するポイント イメージ

保育園の通常業務にプラスしてのSNS投稿は、かなりの負担です。仕組みがないまま始めても、長続きせずにすぐ挫折してしまうでしょう。3つのポイントを抑えておくだけで、現場が疲弊しない運用が実現します。

ここでは、保育園でSNSを継続して運営する3つの具体的な方法を解説します。

① 「反応が取れる」投稿ネタリストを用意しておく

SNS投稿を行うにあたって、何を投稿すればよいかわからないというのは、現場でよく聞く悩みです。この悩みの対処法は、あらかじめ投稿ネタをリスト化しておくことです。投稿するネタをリスト化しておけば、たとえ担当者が変わっても迷わず発信を続けられます。

例えば、採用向けには「先生の休憩タイム」「研修の様子」などが有効。集客向けには「今日の給食」「泥遊びのプロセス」「園長の保育への想い」などが保護者の共感を集めます。

完成度より、日常の切り抜きや園児との関わりを投稿すると親近感が生まれ、フォロワーが増えやすいでしょう。

② 忙しい保育士でも続く「運用ルーティン」を作る

SNS運用で一番避けたいのは、誰か一人に負担が集中する状態です。この状態を避けるためには、「撮影担当」「投稿担当」「チェック担当」などの役割を決めて、負担を分散するとよいでしょう。

「ネタ帳」を用意して、担当者同士で共有。チームでどのネタを投稿するのかを決めておくのもおすすめです。撮影する際は、「無理に作り込もうとしない」が鉄則です。園の自然な様子をサッと撮るだけでも、十分な素材になります。

③SNSから「見学・応募」へ繋げる導線設計を行う

フォロワーが増えても、問い合わせにつながらなければ意味がありません。プロフィール欄に、「見学予約フォーム」や「LINE相談」へのリンクを必ず貼りましょう。

ハイライト機能を使って「園の紹介」「よくある質問(Q&A)」「採用情報」を固定すると、初めてプロフィールを見た人がすぐに必要な情報にたどり着けます。

投稿を見る・興味を持つ・プロフィールを確認する・問い合わせるといった動線を意識して設計することが、SNSを採用・集客に直結させるポイントです。

保育園SNS運用の実態|内製 vs 代行、どちらが正解?

保育園のSNS 内製と代行どちらが良いか イメージ

保育園のSNSを自分たちで行うか、外注するかは、多くの園が悩む問題です。どちらが優れているという正解はなく、園の規模・人員・予算によって選択が変わります

以下の比較表を参考に、園の状況に照らし合わせて判断してください。

内製 vs 運用代行 比較表

比較ポイント自園で運用運用代行
コスト低い(園内スタッフのみで対応月3〜10万円程度が相場
即時性高い(その日の様子をすぐ投稿)やや低い(撮影・素材提供が必要)
継続性担当者に依存しやすい安定した投稿頻度を維持しやすい
投稿クオリティ担当者のスキルに左右される一定の品質を保ちやすい
現場負担高い低い

自園でのSNS運用は、リアルな日常を届けやすい反面、担当者の負担が集中しやすい点が課題です。一方、運用代行は、現場の負担を抑えつつ、安定した投稿を続けられる点が強み。

「SNSに取り組みたいけれど、人手が足りない」とお悩みの場合は、運用代行の活用もひとつの方法です。

※株式会社シュビヒロでは、企業様のSNSを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。

保育園SNS運用事例3選 

保育園SNS成功事例 イメージ

ここからは、保育園でSNSを活用して採用・集客に成果を出した保育園の事例を3つ紹介します。

①社会福祉法人 愛心会(神戸市)ショート動画の総再生回数3,200万回超え。県外からの採用内定に成功。

社会福祉法人 愛心会 イメージ

引用:社会福祉法人 愛心会

神戸にある愛心会では、2024年からSNSを運用。InstagramやTikTok、YouTubeで情報発信をしています。ショート動画の総再生回数は3,200万超えで、フォロワー数は23,000人以上。ショート動画は、InstagramやTikTokにも流用して無理のない運営を心がけています。

子供へのひとことシリーズや保育士あるある、愛心会に入園したきっかけなどコンテンツも充実。中には、一つの動画だけで32万回再生の動画もあり、保育士さんたちの雰囲気の良さが伝わってきます。

画がきっかけとなり鳥取県・岡山県外からの採用内定を獲得。地元の求人媒体だけでは出会えなかった人材の確保に成功した事例です。

② 株式会社ジャックと豆の木園(愛媛県)LINE活用で新卒採用を効率化。選考会14名参加→9名採用。

株式会社ジャックと豆の木園 イメージ


引用:ジャックと豆の木園

愛媛県にあるジャックと豆の木園では、人サイトへの掲載に頼らずにLINE公式アカウントを採用の問い合わせ・情報提供の窓口として活用しました。

「面接希望日や見学日をチャットで相談できる」といった告知で、LINEで気軽に相談できる雰囲気作りをしたことにより、選考会への参加率が向上。14名の参加者のうち、9名を採用する高い採用率を実現しました。

「まず話を聞いてみたい」「園の雰囲気を知りたい」という求職者の心理に寄り添った設計が功を奏した事例です。

③認可保育園キートス(千葉県) TikTokで1,000万回再生以上。1年間で30名以上の保育士採用、約3,000万円の採用費を削減。

認可保育園キートス イメージ

引用:認可保育園キートス

千葉県の認可保育園キートスは、TikTokやInstagramを中心としたSNS活用で、人材確保に取り組みました。動画の拡散力を活かして認知を広げ、1年間で30名以上の保育士採用に成功しています。

TikTokのフォロワーは4.5万人。園の様子や保育士のインタビューなどで、保育園に興味を持ってもらうようなコンテンツ作りを心掛けています。採用単価が高い求人媒体への依存から脱却し、約3,000万円の採用費削減を実現した事例です。

まとめ:正しい知識と同意があれば、SNSは怖くない

今回は、保育園がSNSを活用すべき理由や保育園に活かせる5つのSNSの特徴・使い分け・SNS運用のリスクと対策などを取り上げてきました。

今や、保育園でもSNSが活用される時代です。求職者や保護者に、園の雰囲気や教育方針などをわかりやすく伝えるには、SNSという手段は視覚的にも速報性にも優れているからです。

ただし、運用にあたっては炎上リスクや個人情報漏洩などのリスクに備えておく必要があります。長く続けるには、保育士の負担にならないような仕組み作りも重要です。

まずは、1つのSNSから小さく始めてみましょう。継続していくうちに、その園に合う最適な運用方法が見つかるはずです。

もし、保育園でSNS運用をしたくても、ノウハウがない、リソースが足りないとお考えなら、SNS運用代行業者に依頼するのもおすすめです。

※株式会社シュビヒロでは、企業様のSNSを運用することが可能です。ご相談したいことがございましたら、フォームよりお問合せください。

保育園SNS運用代行 アイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

監修者

Z世代を中心としたWebコンサル会社を経営|教育業、フリーエンジニア、有名社長の元秘書|Web施策を守備範囲広く対応するため、株式会社シュビヒロを設立

コメント

コメントする

目次