【SNS戦略】Instagram(インスタグラム)のハッシュタグの活用方法

Instagram(インスタグラム)などSNSに存在する機能として、「ハッシュタグ」があります。
Instagramを効果的に運用しようと思えば、どのようにハッシュタグを活用すればいいか理解することはとても大事です。
初心者の方々は、まずは、ハッシュタグがなにかを理解することからはじめてみましょう。
Instagram(インスタグラム)の運用代行に関して、相場や運用代行の概要を以下の記事でまとめています。詳しく知りたい人はぜひ合わせてご覧ください。
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ハッシュタグとは何か
Instagramを見ていると、コメント部に、「#」からはじまる様々な言葉が並んでいる投稿が見つかるでしょう。
この「#」からはじまる言葉が、ハッシュタグです。
ハッシュタグは、1回の投稿に対して、最大で30個まで使うことができます。
また、公式の情報では、5個使用することが推奨されています。
Instagramでは、「#」をつけて投稿することで、自動でハッシュタグとして認識され、同じハッシュタグを使用した投稿一覧へとリンクされます。
どうしてハッシュタグをつけるのか
Instagramにおいて、どうしてハッシュタグが重視されるのでしょうか。
それは、みなさんの投稿や、アカウントを見つけやすくするためです。
特に、Instagramの場合、X(旧Twitter)とも違い、「言葉」ではなく、「写真」が投稿の軸となるため、どのような写真なのか情報を検索すること自体ハードルが高いです。
このハードルの高さを解決してくれる手段が、ハッシュタグなのです。どのような写真であるのかを説明するような言葉をハッシュタグとしてつければ、より容易に検索がしやすくなります。
ハッシュタグが存在しているからこそ、Instagramを発信する人たちと、Instagramを受け止める人たちをつなぐことができます。
ハッシュタグの使われ方
たとえば、Instagramでは、「#東京」&「#ランチ」でハッシュタグ検索をし、これから計画する旅行の有益なる情報を写真から得ようとする使い方がされています。
Googleでは、よく「ググる」という言葉が使われているのですが、Instagramに置き換えれば、ハッシュタグ検索する作業にあたり、「タグる」です。
Instagramを週1回以上利用している10代~40代の女性利用者208名を対象に行った調査によれば、「Instagramでハッシュタグ検索をしていますか?」という問いかけに対して、おおよそ61.5%の人たちが「yes」と回答しています。
10代の人たちが71.2%、20代の人たちの場合、82.7%がハッシュタグ検索をするということなので、特に、若い人たちの層での検索利用率の高さが顕著であることがわかります。
アルゴリズムにアカウントのジャンルを認知させる
アルゴリズムとは、ユーザー個々のいいねや、保存、コメント、シェアといったデータをもとにし、興味や、関心をそれぞれ数値化し、投稿の表示順を決める仕組みです。
内容に関連した適切なハッシュタグをつけ、投稿し続けていれは、Instagramのアルゴリズムでは、ハッシュタグからアカウントの発信する情報ジャンルを推定します。
また、ハッシュタグ検索などで投稿の評価が良好であれば、該当ジャンルに関心をもっている利用者にレコメンド表示されやすくなります。
つまり、ハッシュタグはInstagram利用者に対して、投稿内容をわかりやすくラベリングする機能だけでなく、アルゴリズムに対しても効果を発揮します。
Instagramは、単に情報収集だけを行うものではなく、ハッシュタグを検索することから実際に購買行動を促し、意思決定にもつなげることができる効果的手段なのです。
さらに、熱烈な支持者がハッシュタグを使用して投稿してくれることで、まだあまり知らないような人たちにもより自社商品・サービスの魅力を伝えることが可能です。
どのようにハッシュタグが効果的なのか
せっかくハッシュタグをつけるからには、よりたくさんの人たちに、見てもらえるように、また、アカウントを発見してもらえるように仕掛けていく必要があります。
そのためにも、より多くの人が検索している人気タグを使用することが効果的です。
オリジナリティのあるハッシュタグの使用は、コミュニティ形成には効果的ですが、ほとんど検索してもらうことができない可能性もない訳ではありません。
また、人気のハッシュタグを使えば、投稿する写真も既にそうとうたくさんあるため、埋もれ、スルーされてしまうことがあります。
人気が高いということは、同じハッシュタグにしている競合アカウントが多いということです。
逆に、人気のないハッシュタグの使用は競合が少ないですが、その情報を必要としている人たちも少ないということであるため、効果はそれほど期待できないかもしれません。
最初はなかなか難しいのかもしれませんが、バランスの良さを追求することもとても大事です。
投稿数が高いハッシュタグと、そうでないものを組み合わせる
ハッシュタグ検索でアカウントを見つけてもらうため、人気のあるハッシュタグだけをつけても、結果的には他の投稿に埋もれスルーされる可能性があります。人気の高いハッシュタグは投稿数も多いからです。
逆に投稿数が少ないハッシュタグは、検索される機会は少ないですが、ハッシュタグ検索時には上位に表示される投稿にピックアップされやすいです。
投稿数の少ないハッシュタグであれば、投稿に対してたった10いいね!しかついていない状態でも、人気投稿として表示されることがあります。
だからこそ、バランスを重視し、投稿数の多いハッシュタグと、少ないハッシュタグを組み合わせて投稿することが効果的な戦略です。
ハッシュタグは闇雲につけてはいけない
ハッシュタグは最大数を使用することが必ずしも有効とは限りません。
むしろ、関連性の低いハッシュタグを無理に使うと、Instagramのアルゴリズムが投稿を「スパム」と判断し、リーチが減少するリスクがあります。
特に無関係なハッシュタグを多用すると、ユーザーの関心を引けず、エンゲージメントが下がる可能性が高いです。そのため、タグは質と関連性を重視し、最適な数(5~10個程度)を選ぶことが推奨されます。
競合アカウントがつけているハッシュタグを真似る
はじめての方々の場合、自社が発信したいと思っている内容に似た投稿についているハッシュタグをしっかり分析して、参考にするといいでしょう。
候補になりそうなハッシュタグをリストアップし、上記で説明した内容を踏まえ、使うハッシュタグを決定します。
このとき、考慮しなければならないのは、「どの程度検索がされているか」なのですが、Instagramのハッシュタグでチェックできるのは投稿数だけで、検索数は見ることができません。
ですから、投稿数が多いけれど、利用者はあまりそのハッシュタグでは検索していなかった…という事態は起こりうることです。
利用者がどのようなワードで検索するかを投稿数だけでなく様々な視点から熟考し、決定することが大事です。
まとめ
ハッシュタグはInstagramの利用者がInstagram内で検索する時、ヒットしやすいようにするのが本来ある目的です。
果たして利用者は、「#そんなあなたのために」であったり、「#これがあればテンションアップ!」といったキーワードで、検索窓に入力するでしょうか?
実際問題、考えたあげくこのようなハッシュタグにしてしまうことがあります。
そのようなハッシュタグにしてしまう方々の場合、ホームページや、ブログのSEOに関する知識がほとんどなく、結局、どの媒体を使用しても集客ができない、失敗してしまう、といった共通項があります。
基礎を理解することはそれ程難しくはないはずです。
まずは、ハッシュタグが存在する意味をしっかり理解することからはじめてみましょう。
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