YouTubeコミュニティ投稿を活用するには?実際の活用方法や注意点についても紹介!

YouTubeには動画投稿だけではなく、画像やテキストを用いて情報発信ができるコミュニティ投稿という機能があります。

しかし、コミュニティ投稿という機能自体を知らない人や活用方法が分からない人が多いのではないでしょうか?

この機能を知らないことによって、気づかない損失を負っている可能性があります。

本記事では、コミュニティ投稿を使用する条件や注意点、実際の活用方法について解説します!

YouTube(ユーチューブ)の運用代行に関して、相場や運用代行の概要を以下の記事でまとめています。詳しく知りたい人はぜひ合わせてご覧ください。

※株式会社シュビヒロでは、企業様のYouTubeの「企画・撮影・編集・投稿」全て同時に運用を依頼することが可能です。ご相談したいことがございましたら上記ボタンよりお問い合わせください。

目次

Youtubeコミュニティ投稿って何?

コミュニティ投稿とは、YouTube上で画像やテキストを用いた投稿ができる機能の事です。

視聴者とのコミュニケーションを取るために使用されており、投稿形式はTwitter(X)やFacebookと似たような特徴を持っています。

アンケート・クイズ・テキスト・GIF・画像・動画など様々な内容を投稿することができ、視聴者からのレスポンスが得られる機能であるため、YouTube運用をする上で大切な機能です。

動画以外でも視聴者と交流できる投稿機能

コミュニティ投稿では

  • アンケート
  • クイズ
  • テキスト
  • 画像
  • 動画

などを投稿できます。

アンケートについてはテキストのみのアンケートと画像付きのアンケートの選択が可能です。

コミュニティ投稿に対してユーザーは、アンケートやクイズへの回答・コメント・高評価や低評価ができるため、YouTubeでは難しいとされる視聴者との双方向の交流が図れます

フィード投稿に似た役割でエンゲージメント向上に貢献

コミュニティ投稿は視聴者からコメントや高評価などのアクションを引き出しやすい機能です。

そのためエンゲージメントの向上に役立ちます。

視聴者から寄せられたコメントや質問にリアクションを返すと、視聴者はそのチャンネルに親近感を持つようになります。結果としてロイヤリティが向上し、さらにチャンネルのエンゲージメントが上がります。

また視聴者の反応が多く集まると、YouTubeのアルゴリズムがチャンネルをアクティブなものと評価するようになります。すると検索結果やおすすめに表示される確率が上がるため、新規視聴者の獲得に繋がるでしょう。

動画公開予告や動画に関連する情報を定期的にコミュニティ投稿すると、視聴者は定期的にチャンネルを訪れるようになり、視聴者の興味を引きつけ続けることもできます。

このように、コミュニティ投稿は活用方法の広い機能です。

詳しい投稿方法についてはこちらを参照してください。

Youtubeコミュニティ投稿を使うための条件

YouTubeには標準設定・中級者向け機能・上級者向け機能というものが存在します。

利用資格によって使える機能が異なっており、Youtubeコミュニティ投稿を利用するためには上級者向け機能をオンにする必要があります。

上級者向け機能をオンにするには、電話番号や身分証明書の認証などが必要です。

YouTubeコミュニティ投稿の使い方と活用アイデア

では、実際どのような場面でYoutubeコミュニティ投稿を使うと効果があるのでしょうか。

ここではコミュニティ投稿を活用しているチャンネルを紹介しながら解説します。

視聴者に新着動画や配信スケジュールを告知

コミュニティ投稿は通知をオンにしている視聴者に通常動画と同じように通知が送られます。

そのため、ライブ配信や動画投稿、自身のビジネスについての告知などタイムリーな情報を伝えるのに向いています。

YouTube以外のSNSをやっていない視聴者も多くいるため、YouTubeの中でも告知をすることは重要です。

出典:桑田龍征の心が折れそぅ

過去動画の訴求

YouTube視聴者の多くは、おすすめされた動画の中から視聴するものを選びます。

したがって、過去の動画にたどり着かなかったり最新の動画を見逃したりしている視聴者も多く存在しています。

そこで、コミュニティ投稿を活用することで再投稿と同じ効果を得ることができます。

出典:高木社長と社長2年目三原の金借り財務戦略

軽めのクイズや質問投稿でコメント促進

コミュニティ投稿のアンケート機能を用いて、視聴者にクイズを出題するのも有効な活用方法のひとつです。

クイズはエンターテインメント要素が強いため、視聴者は気軽に参加でき、参加を楽しむことができます。

最新動画の内容に関連するクイズを出すのも、動画の視聴を促進する効果があるでしょう。

軽い質問に対して寄せられたコメントに返信をすれば、よりインタラクティブな関係を築くことができ、視聴者のロイヤリティ向上が図れます。

またクイズの正答率を動画のネタとして使用することもでき、視聴者との距離を縮めることができます。

出典:GENKI LABO

投票機能を活用して視聴者の声を拾う(アンケート)

アンケート機能を用いることで視聴者のニーズを把握することができ、より視聴者に求められるコンテンツを作成することができます。

視聴者が求めていることを無料で聞くことができるため、活用するべき機能です。

Hikakin TVのコミュニティ機能によるアンケート画像

出典:Hikakin TV

高評価ボタンは押しにくいと感じる視聴者が多いですが、アンケート機能は気軽に参加することができるため、回答が集まりやすい傾向があります!(榎本)

オフショットや制作裏話でファンとの距離を縮める

コミュニティ投稿は視聴者とのコミュニケーションを取ることを目的とした機能です。

したがって、動画の裏話や日常の小さなニュースなど他のSNSと同じような内容を投稿するのもおすすめです。

オフショットやメイキング、制作裏話はファンにとっては大変貴重な情報です。「ここだけで見られる」という印象を与えやすいので、視聴者により親近感を持ってもらうことができます。

コミュニティ投稿は動画作成に比べ圧倒的に手間を掛けずに作成でき、たとえば画像を数枚掲載するだけで撮影の裏側などを視聴者に見せることができるのもメリットです。また更新のハードルが低いので、定期的な更新を継続しやすい利点もあります。

本編へのリンクを貼っておけば、コミュニティ投稿から動画本編への流入も見込めるでしょう。

出典:QuizKnock

YouTubeコミュニティ投稿のSEO・アルゴリズム的メリット

YouTubeコミュニティ投稿は、YouTubeのアルゴリズムにどんな影響を与えるでしょうか。

以下で詳しく見てみましょう。

動画視聴時間アップの導線に使える

YouTubeチャンネルにとって、動画視聴時間は大変重要です。視聴時間が長い動画は、おすすめ欄や関連動画への表示が増える仕組みだからです。

おすすめや関連動画に表示されることで動画の視聴時間が増え、視聴時間が増えるとまた動画がおすすめや関連動画に表示されるという、正のサイクルを作り出すことができます。

コミュニティ投稿で視聴者との距離を縮めておくと、視聴者をチャンネルに引きつけ続けておくことができます。また告知や予告の投稿をしておけば、新作動画をすぐに見てもらえる可能性が高まるでしょう。

コミュニティ投稿から既存の動画へのリンクを貼っておくことで、過去の動画を視聴してもらえるきっかけにもなります。

ホーム・チャンネルタブでの表示強化に貢献

コミュニティ投稿はチャンネルページの「投稿」タブで見ることができます。また投稿が視聴者のホームページや「登録チャンネル」フィードに表示されることもあります。

コミュニティ投稿を通じて視聴者とやり取りを重ね強い関係性を築くと、視聴者のチャンネルへの訪問回数や視聴時間が増えていきます。そうすればさらに視聴者のホームやチャンネルタブで、自分のチャンネルの情報が表示(上位表示)される可能性が高まります。

コミュニティ投稿から新規登録への流入は限定的

コミュニティ投稿は主に、既存の視聴者との関係を深めるために利用される機能です。

そのため、コミュニティ投稿の活用により、新規登録者が激増するということは考えにくく、流入は限定的だといえるでしょう。

新規登録者を増やすためには、概要欄やサムネイルの最適化や、効果的なキーワード選定やターゲティングなどの施策を施す必要があります。

コミュニティ投稿を通じた視聴者とのコミュニケーションでチャンネルの熱烈なファンを増やしていけば、それが新規登録者の増加につながる可能性は見込めます。

YouTubeコミュニティ投稿を行う際の注意点

ここまで、コミュニティ投稿を活用する方法について解説してきました。

ここでは実際に活用する際に気を付けるべきことを6つ紹介します。

①子ども向けチャンネルは機能対象外

チャンネルの視聴者が子供向けに設定されていると、コミュニティ投稿はユーザーには表示されず、投稿者のみ閲覧できる状態になります。

これは児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)やそのほかの法律を遵守するための措置です。

YouTubeでは他にも、13歳未満の管理対象アカウントには、コメントへの書き込み不可措置や、より厳格なコメントフィルタの適用を実施しています

コミュニティ投稿を利用するためには、視聴者設定を「子供向け」以外に設定しましょう。

②アンケートと通常投稿を同時にできない

コミュニティ投稿では、テキストの投稿と動画や画像、GIFは組み合わせることができます。

しかし、テキストの投稿とアンケートを組み合わせることはできないので注意が必要です。

自社で運営しているチャンネルでは、動画内の知識を元にアンケート機能を用いて問題出題し、視聴者が答えを知りたい場合は動画のURLに飛べるような仕組みで運営しています!(榎本)

③利用できるようになるまで時間がかかる

上級者向け機能を有効にしてからコミュニティ投稿が利用可能になるまで、最長で48 時間かかる場合があります。

すぐに利用できるわけではないのでコミュニティ投稿を使用する際には、事前に上級者向け機能をオンにするようにしましょう。

④画像は横長で投稿サイズ制限あり(最大5MB)

コミュニティ投稿では、画像をアップロードすることができます。

しかし、サイズやファイル形式に制限があるため注意が必要です。

サイズ:16MBまで

ファイル形式:JPG、PNG、GIF、WEBP

上記以外の画像はアップロードされないため気を付けましょう。

⑤投稿タイミングは「視聴者がアクティブな時間帯」に合わせる

動画投稿と同じタイミングでコミュニティ投稿をしてしまうと、動画の方に視聴者が行ってしまい認識されにくくなってしまいます。

したがって、動画投稿と時間をずらして投稿をすることをおすすめします。

⑥「登録者数を増やす機能」ではなくファンとの交流が目的

コミュニティ投稿はチャンネル登録をしている人にしか表示されません。

あくまでも視聴者とのコミュニケーションを取るための機能です。

メインとして使うのではなく、気軽に見れる投稿を心がけましょう。

YouTubeコミュニティ投稿の活用事例

実際にYouTubeコミュニティ投稿はどのように活用されているでしょうか。

以下で3つの例を見てみましょう。

ゲーム実況者が毎週の配信予定を告知

引用:とおかみゆき / Toka Studio Channel

ゲーム実況のチャンネルで、毎週の配信予定を告知している例です。

配信予定があらかじめわかっていると、視聴者はそれに合わせてチャンネルを訪問してくれます。

また、一覧になっているタイトルを見て興味を持ち、普段見ているのとは違うゲームの配信にも、訪れてくれる視聴者が出てくる可能性があります。

教育系チャンネルが復習動画のリンクを投稿

引用:超わかる!授業動画

こちらのチャンネルでは、受験前や受験期には、視聴者に向けて、直前に見るべき・見直すべき動画のまとめを投稿しています。

投稿動画を最大限に活用し合格を引き寄せるよう、受験生への手厚いサポートがされています。

Vlog系チャンネルがアンケートで次の動画テーマを決定

コミュニティ投稿でアンケートを取り、視聴者が知りたいと思っているテーマをリサーチして次の動画のテーマにすることができます。

需要の大きいテーマを配信することで視聴者の獲得や満足に繋がりますし、実際にアンケートに答えた視聴者は自分の意見が反映された喜びを得ることができ、チャンネルの熱烈なファンになってくれるかもしれません。

まとめ

本記事では、YouTubeコミュニティ投稿を使用する条件や注意点、実際の活用方法について解説しました。

気軽に利用できる機能ですが、存在自体を知らないため活用できていない人が多くいます。

ビジネスにYouTubeを活用する際は、動画で訴求するだけではなくてテキストを用いて視聴者を誘導することで、売り上げや集客の向上につながるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にしてYoutubeコミュニティ投稿を活用してみてください!

※株式会社シュビヒロでは、企業様のYouTubeの「企画・撮影・編集・投稿」全て同時に運用を依頼することが可能です。ご相談したいことがございましたら上記ボタンよりお問い合わせください。

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監修者

役職:株式会社シュビヒロ 代表取締役。

実績:第1期目の売上高は1.8億円を達成し、第2期目には3億円を見込む。業務委託を含む200人以上のスタッフを抱える会社を経営
YouTubeチャンネル「フランチャイズチャンネル」や「武田塾チャンネル」を含む現在60以上のチャンネルの運用代行を行い、またフランチャイズ本部を対象とした企業へSNSを活用したフランチャイズ開発を支援(現在20社程度)
YouTubeだけでなくXやInstagram、TikTok等のSNS運用から広告運用、Web制作・開発、予約システム開発運営、癒し~ぷ高田馬場店運営など幅広く業務を請け負う

経歴:愛知工業大学に入学後、2年半にわたりパソコン・プログラミング教室で管理職として勤務。その後、株式会社FCチャンネルに所属し、株式会社シュビヒロを設立。

執筆者

shubihiro
Z世代を中心としたWebコンサル会社を経営|教育業、フリーエンジニア、有名社長の元秘書|Web施策を守備範囲広く対応するため、株式会社シュビヒロを設立

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