「最近、新患が増えない」「広告を出しても思ったように来院につながらない」と悩んでいる動物病院も多いのではないでしょうか。
現在は飼い主の情報収集がオンライン中心となり、Googleマップや口コミ、ホームページなどWeb上での印象が来院判断に大きく影響します。とはいえ、何から取り組めばよいのか分からないという声も少なくありません。
そこで本記事では、動物病院の新患を増やすための集客方法や、Web集客・MEO対策のポイントについてわかりやすく解説していきます。
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動物病院の集客に重要な「来院導線」の流れ

来院につながる導線が整っていないと、十分な集客につながりません。まずは、動物病院の集客で重要となる来院導線の流れをみていきましょう。
STEP1:Googleマップ(MEO)で見つけてもらう
動物病院の集客では、まずGoogleマップで見つけてもらうことが重要です。多くの飼い主は「地域名+動物病院」などで検索し、Googleマップに表示された病院を比較して来院先を決めています。
この検索結果で上位に表示される対策を「MEO(Map Engine Optimization)」と呼び、近年の集客では欠かせない施策です。
- Googleビジネスプロフィールを登録する
- 診療時間、電話番号、住所を正確に記載する
- 院内や設備、外観の写真を掲載する
- 診療内容や対応動物を具体的に記載する
まずはGoogleマップに正確な情報を掲載し、地域の飼い主に見つけてもらう環境を整えることが、動物病院の集客の第一歩です。
STEP2:口コミで信頼を獲得する
動物病院の集客では、口コミが来院の決め手になることが多く、信頼を左右する重要な要素です。飼い主は大切なペットを任せるため、「実際に利用した人の評価」を参考にして病院を選ぶと考えられます。
とくにGoogleマップの口コミは検索時に目に入りやすく、評価やコメントの内容が来院判断に大きく影響します。口コミが増えることで安心感が生まれ、新患の来院につながりやすくなるでしょう。
STEP3:ホームページで不安を解消する
動物病院の集客では、ホームページで飼い主の不安を解消することが重要です。多くの飼い主は来院前に「どんな病院なのか」「安心して任せられるのか」を確認するため、ホームページは高確率でチェックされる項目といえます。
ここで情報が不足していると、来院を検討していても他院を選ばれてしまいかねません。そのため、ホームページでは「安心して通えるか」を判断できる情報を具体的に掲載することが必要です。
院内写真や診療方針を掲載することで、病院の雰囲気が伝わりやすくなります。来院前の不安を解消できれば、予約や来院につながりやすくなるでしょう。
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動物病院の集客でまず取り組むべき5つの施策

動物病院の集客でまず取り組むべきなのは、来院につながるWeb施策を優先して整えることです。ここからは動物病院の集客で重要な5つの施策について見ていきましょう。
- Googleマップ(MEO)対策
- 口コミの設計と管理
- ホームページSEO
- LINE予約導線の構築
- SNS運用
1. Googleマップ(MEO)対策
動物病院の集客でまず取り組むべき施策が、GoogleマップのMEO対策です。MEOとは、Googleマップ検索で上位表示を目指す施策のことです。
とくに動物病院は地域検索との相性がよく、対策の質によって来院数が大きく変わります。単に登録するだけでなく、「選ばれる状態」を作ることが重要です。具体的には、情報の充実度や更新頻度が評価に影響します。
- Googleビジネスプロフィールを最新状態に保つ
- 診療内容や対応動物を具体的に記載する
- 院内・設備・外観の写真を充実させる
- 口コミへの返信を行い信頼性を高める
- 投稿機能を活用し最新情報を発信する
2. 口コミの設計と管理
口コミの設計と管理は、動物病院の集客において重要な施策のひとつです。Googleマップの口コミは、飼い主が来院するかどうかを判断する材料になり、評価やコメントの内容が来院決定に大きく影響します。
とくに動物病院では「信頼できる先生か」「丁寧に診てくれるか」といった不安が大きいため、実際の利用者の声が重要な判断材料になります。そのため、口コミは自然に増えるのを待つのではなく、仕組みとして設計しておくことが重要です。
- 診察後に「よろしければ口コミをお願いします」と声をかける
- 院内にQRコードを設置し投稿しやすくする
- 高評価だけでなくすべての口コミに返信する
- 返信では感謝と改善姿勢を伝える
3. ホームページSEO
動物病院の集客では、ホームページSEO(検索エンジン最適化)も重要な施策です。SEOとは、Googleなどの検索結果で自院のサイトを上位表示させるための対策を意味します。
飼い主は「地域名+動物病院」「犬 ワクチン 料金」などで検索するため、検索結果の上位に表示されれば来院候補に入りやすくなります。とくに動物病院は地域検索が中心のため、地域キーワードを意識したページ設計が集客に直結するポイントです。
- 「地域名+動物病院」をタイトルや見出しに入れる
- ワクチン・避妊手術・健康診断など診療内容ごとのページを作る
- 料金・診療時間・対応動物などの情報をわかりやすく掲載する
- 症例や治療方針など専門性のある情報を発信する
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4. LINE予約導線の構築
LINE予約導線の構築は、動物病院の集客で来院率を高めるうえで重要な施策のひとつです。電話やホームページからの予約だけに依存していると、診療時間外や混雑時に予約機会を逃してしまう可能性があります。
また、LINEを活用すれば、飼い主が思い立ったタイミングで予約や問い合わせができる環境を整えられるのがメリットです。
- ホームページやGoogleマップからLINE友だち追加できるようにする
- 自動メッセージで予約方法や診療時間を案内する
- 「予約はこちら」などのボタンをトーク画面に設置する
- ワクチンや定期検診のリマインド配信を行う
LINEを予約窓口として整備することで、問い合わせから来院までの流れがスムーズになります。予約の取りこぼしを防ぎ、来院率の向上につながるでしょう。
5. SNS運用
SNS運用は、動物病院の認知を広げるための補助的な集客施策です。Google検索のように来院直前の行動は少ないものの、日常的な情報発信を通じて病院の存在を知ってもらうきっかけになります。
写真や動画を活用すれば、院内の雰囲気や診療内容を直感的に伝えられるのもSNSの特徴です。とくにInstagramやX(旧Twitter)は拡散性があり、地域の飼い主に情報が届きやすい媒体といえます。
- 診療内容や予防医療の解説
- ペットの健康管理のワンポイント情報
- 院内設備やスタッフ紹介
- 休診日やキャンペーンのお知らせ
SNSは広告のように売り込むのではなく、日常的な情報発信を続けることがポイントです。継続的な発信が、病院への信頼や来院のきっかけにつながります。
動物病院の集客が難しくなっている理由

動物病院の集客が難しくなっている背景には、病院数の増加や飼い主の情報収集方法の変化があります。ここからは、動物病院の集客が難しくなっている主な理由について見ていきましょう。
動物病院の競争が激化している
動物病院の集客が難しくなっている理由のひとつが、動物病院の数が増え、地域内での競争が激化していることです。以前は近隣に数件しかなかった地域でも、現在は複数の動物病院があるケースも多くあります。
そのため、飼い主はより多くの選択肢から、口コミやホームページを比較して最適な動物病院を選ぶ時代になっています。
実際に、一般社団法人ペットフード協会の調査によると、犬や猫の飼育頭数は横ばい傾向です。一方で動物病院数は2004年13,231院から2025年17,200院と増加しており、1つの病院が獲得できる患者数は相対的に減少しているといえるでしょう。
参考:
令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査
飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)
飼い主の情報収集がオンライン化している
スマートフォンやSNSの普及により、動物病院を探す飼い主の情報収集はオンライン中心へと変化しました。以前のように「近所だから」という理由だけで選ばれるケースは減り、Google検索や口コミを確認し、複数の動物病院を比較したうえで来院先を決める傾向が強くなっています。
とくにGoogleマップの評価や口コミ、ホームページの診療内容は、動物病院を選ぶ際の重要な判断材料です。さらにSNSがあると、院内の雰囲気や獣医師・スタッフの人柄、日々の取り組みなども伝えられます。診療内容だけでは分からない情報を発信できるため、他院との差別化にもつながるでしょう。
口コミが来院判断に影響する
口コミは、動物病院を選ぶ際の重要な判断基準のひとつです。とくにGoogleマップの口コミは検索時に確認されることが多く、評価やコメントの内容が来院判断を左右します。
動物病院は一度通い始めると長く利用することが多いため、飼い主は事前に信頼できる病院かどうかを確認します。獣医師やスタッフの対応、説明のわかりやすさ、院内の雰囲気などの口コミが多いほど、新しい飼い主から選ばれやすくなるでしょう。
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動物病院の集客でよくある失敗パターン

動物病院の集客で成果が出ない原因の多くは、施策そのものではなく運用方法にあります。ここからは、動物病院の集客でよくある失敗パターンについてみていきましょう。
場当たり的なSNS更新をしている
せっかくSNSを運用していても、場当たり的な更新では効果的な集客にはつながりません。SNSは情報発信の手段として有効ですが、投稿の内容や目的が定まっていないと、病院の特徴や強みが伝わりにくくなります。
- 診療時間や休診情報だけを投稿している
- スタッフの日常投稿ばかりになっている
- 更新頻度が不定期で投稿が止まる
- 病院の特徴や得意分野が伝わらない
SNSは単なるお知らせツールではなく、飼い主に安心感を伝える情報発信の場です。投稿テーマや役割を決めて運用することが、SNSを集客につなげるポイントになります。
ホームページを放置している
ホームページを作ったまま更新せずに放置していることも、動物病院の集客が伸びない原因のひとつです。
ホームページは来院前に確認される重要な情報源ですが、古い情報のままだと「信頼できる病院か分からない」と不安を与えかねません。
- 診療時間や休診日が古いまま
- 院長やスタッフの紹介が更新されていない
- 診療内容や設備の情報が不足している
- ブログやお知らせが数年前で止まっている
ホームページは一度作って終わりではなく、定期的に情報を更新することで信頼性が高まり、集客にもつながります。
ポータルサイトに依存している
ポータルサイトに依存した集客も、動物病院でよくある失敗パターンです。掲載サイトから新規患者を獲得できる場合もありますが、掲載順位や表示方法はポータル側の仕組みによって決まるため、自院の見せ方をコントロールしにくい点がリスクになります。
- 掲載順位が下がると来院数も減る
- 口コミ評価に集客が大きく左右される
- 掲載費用や送客手数料が継続的に発生する
- ポータルの仕様変更で集客が不安定になる
ポータルサイトだけでなく、ホームページやGoogleマップなど、自院で見せ方を設計できる導線を持つことが重要です。
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動物病院の広告で注意すべき規制

動物病院の広告には、誇大表現や比較広告などに関する一定のルールがあります。ここからは動物病院の広告で注意すべき主な規制についてみていきましょう。
誇大広告の禁止
動物病院の広告は、獣医療法にもとづき内容が制限されています。事実より優れているように見せる「誇大広告」や、他院と比較して優位性を示す表現は禁止されています。
また2024年4月の制度改正により、獣医師の経歴や専門性など一部の情報は条件付きで広告できるようになりました。ただし、次のような表現は現在も認められていません。
- 「必ず治る」「100%改善する」など治療効果を保証する表現
- 「地域No.1」「日本一」など根拠のない優位性の表示
- 事実以上に実績や技術を強調する表現
比較広告の制限
動物病院の広告では、他院と優劣を直接比較する「比較広告」にも制限があります。
事実であっても誤解を招く表現はトラブルにつながるリスクが否めません。また、他院を引き合いに出さなくても、優位性を強調することは避けるのが正解といえます。
- 「他院より治療が上手い」など主観的な優劣表現
- 「最安値」「最短で治る」など断定的な比較表現
症例紹介の注意点
動物病院のブログやホームページで紹介される症例は、不特定多数に向けて発信される場合、広告に該当する可能性があります。
そのため、症例紹介を掲載する際は獣医療広告ガイドラインに沿った情報提供が必要です。とくに、優良誤認や誇大広告とならないよう注意し、次の情報をあわせて掲載することが求められます。
- 問い合わせ先
- 通常必要とされる診療内容
- 診療に伴う主なリスクや副作用
- 治療にかかる費用
参考:
獣医療広告ガイドラインに関する Q & A(よくある質問)
獣医療に関する広告の制限及びその適正化のための監視指導に関する指針(獣医療広告ガイドライン)の全部改正について
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自院で集客する場合と運用代行を活用する場合の違い

動物病院の集客には、自院で運用する方法と運用代行を活用する方法があります。
【自院運用と運用代行の違い】
| 項目 | 自院で集客する場合 | 運用代行を活用する場合 |
|---|---|---|
| 費用 | 低コストで始められる | 月額費用がかかる |
| 手間・時間 | 院内での対応が必要 | 外部に任せて負担軽減 |
| 専門性 | 担当者の知識に依存 | 専門家が戦略から対応 |
| 即効性 | 成果が出るまで時間がかかる | 比較的早く改善しやすい |
| 継続性 | 忙しいと更新が止まりやすい | 継続的な運用が可能 |
| 改善力 | 試行錯誤が必要 | データをもとに改善できる |
自院で運用するか、運用代行を活用するかは「リソース(人・時間)」と「集客の優先度」で判断することが重要です。ここからは、自院運用と運用代行の違いについて詳しくみていきましょう。
自院運用が向いているケース
自院で集客を運用する方法は、院内に時間と担当者を確保できる場合に向いています。外部に依頼せず自分たちで運用することで、費用を抑えながら継続的に情報発信できる点がメリットです。
- SNSやホームページ更新を担当できるスタッフがいる
- 週1〜2回程度の情報発信を継続できる
- 写真撮影や簡単な文章作成に抵抗がない
- 地域の飼い主に向けた情報発信を行いたい
運用代行が向いているケース
運用代行が向いているのは、院内で集客施策を運用する時間やノウハウが不足している動物病院です。
Web集客は、Googleマップ対策やホームページ更新、口コミ管理などを継続的に行う必要がありますが、診療が忙しい病院では十分に対応できないケースも少なくありません。
- Web集客の知識がなく、何から始めればよいかわからない
- ホームページやGoogleマップを長期間更新していない
- SNSや口コミ管理まで手が回らない
- 新患を増やしたいが改善方法がわからない
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まとめ:動物病院の集客は「導線設計」を見直すことが最短の改善策
動物病院の集客では、単にSNSを更新するだけではなく「来院までの導線」を設計することが重要です。
Googleマップで見つけてもらい、口コミで信頼を高め、ホームページで不安を解消する流れを整えることで、新患は増えやすくなります。
- Googleマップ(MEO)対策で地域検索に表示させる
- 口コミを増やし、来院前の信頼を高める
- ホームページで診療内容や病院の特徴を伝える
- LINE予約など来院しやすい導線を作る
- 必要に応じて運用代行を活用する
また、これらを個別の施策として行うのではなく、「見つける → 信頼する → 予約する」という流れで設計することが重要です。導線を見直すことで、無理に広告費を増やさなくても安定した集客につながります。
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